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【アイビスSD】カノヤザクラ死角なし


©サンケイスポーツ


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 過去2年を制しているカノヤザクラに死角は見当たらない。父サクラバクシンオーは、スプリンターには珍しい晩成型の種牡馬で、その強みが種牡馬としての息の長い活躍につながっている。母の父ウッドマンに成長力の懸念があるものの、祖母の父にはサドラーズウェルズが入り、一介のスピード馬ではない味のある配合となった。6歳でもスピードに衰えはなく、3連覇が有望だ。

 一昨年2着のシンボリグランは、父系も母系もバラエティに富んだ活躍馬が出ている。予測できない路線で頭角を現す馬もいる系統で、面白みのあるタイプだ。祖母の弟にスプリンターズS2着のビコーペガサスがいる母系。スピード決着には自信が持てる。

 ウエスタンビーナスウエスタンダンサーは従姉妹同士。どちらも短距離系の種牡馬だが、母の成績や母の父サンデーサイレンスという配合からも、ビーナスの方が上位の評価となる。

 エーシンエフダンズはややダート色の濃い米国血統だが、一本調子な面もあり、それが直線競馬には向きそうだ。近親にリーチザクラウンクラウンプリンセスがいる母系も優秀。重賞に手が届いても不思議はない。

 スクワートルスクワート産駒が2頭エントリーしてきた点も興味深い。米GI・BCスプリント優勝馬で、産駒も短距離向きが多い種牡馬だ。シャウトラインは、母がアイルランドの名牝プティットイル。母は愛セントレジャー制覇など中長距離を得意としていたが、血統レベルの高さは無視できないものがある。ジェイケイセラヴィは近親に21番人気でオークスを勝ったノアノハコブネがいる母系。意外性がある点に注目したい。

 他では、全体的にダート向きながら上質なスピードを持つテイエムカゲムシャが面白い存在だ。(血統取材班)

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