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【宝塚記念】ブエナ、男勝りの女王仕上げ!


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【宝塚記念】ブエナ、男勝りの女王仕上げ!

 ブエナビスタは、栗東CWコースで6ハロン83秒5、3ハロン38秒0-12秒3を馬なりでマーク。降雨で重くなった馬場でも確実な脚どりで僚馬と併入。牡馬相手のGI初制覇へ順調に仕上がった。

 降雨で水分を含んだ馬場で脚が上がる馬が多い中、ブエナビスタは普段と変わらぬ動きで態勢を整えた。

 最終追い切りは、CWコースで僚馬ダイシンプラン(牡5OP)とバアゼルリバー(牡4、1000万下)の僚馬2頭を3馬身ほど追走してスタート。スムーズかつダイナミックな走りで徐々に差を詰めると、4コーナーでは最内に潜り込む。バアゼルが早々と脱落すると、ダイシンと併せ馬。最後まで気を抜かさないよう、ビッシリ馬体を併せてフィニッシュ。ゴール前では気を抜く仕草を見せたが、松田博調教師は「トシを取ってナマクラになってるからな。癖みたいなものや」と涼しい顔だ。6ハロン83秒5、3ハロン38秒0-12秒3(馬なり)の時計も優に合格点だ。

 「前回は準備期間がなく、馬にかわいそうなことをした。それに比べ、今回は日にちがあって、楽にここまで来た。万全な状態でいけると思うよ」

 トレーナーは終始にこやかな表情で話す。前回のヴィクトリアM参戦時は、ドバイ遠征から帰国して6週間しかなかった。しかも、その間には輸入検疫などあって、トレセンにいる時と同じ調整ができず、万全の状態からはほど遠かった。トレーナーも「道中はダメかなと思った。あの状態で勝つのだから、本当に頭が下がります」と改めて愛馬の能力の高さと強靱な精神力に敬服する。今回は坂路とコースを併用し、普段と変わらぬ調整過程を踏んできた。“マツパクスマイル”は、何ら不安がない証拠だ。

 1984年にグレード制が導入された後のW杯イヤーの宝塚記念は、4歳馬が6戦全勝で、1番人気は4連勝中。1番人気確実のブエナをデータも後押しする。さらに同期のライバル、レッドディザイアの回避で期待は一段と高まる。

 「ファン投票で1位にしてもらった。それに応えて、ファンの夢を叶えられるようにしたい」

 松田博調教師の思いを受けて、ブエナビスタが、牡馬相手のドリームレースで現役最強馬の称号を目指す。(高尾幸司)

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