最新競馬ニュース

【安田記念】トゥーレ、GI2勝目に意欲


©サンケイスポーツ


 986  0  0

★最新ナマ情報

 (8)キャプテントゥーレは午前10時に栗東トレセンを出発し、午後3時49分に東京競馬場に到着。約6時間弱の輸送時間は予定通りで「輸送は特に問題ありませんでした。大丈夫ですね」と徳江調教助手は話す。もともと追い切りは動く馬だが、今年に入ってからは以前にも増して楽に速い時計が出るようになり、「馬は本当に良くなっていると思うし、枠の(8)番もちょうどいいところ。何とか頑張ってもらいたいですね」と、一昨年の皐月賞以来となるGI2勝目に期待を膨らませている。

 (1)リーチザクラウンは、午後3時51分に到着。馬房では寝転がったり壁を蹴ったりとうるさかったが、カイバを出されると夢中で食べ始めた。「栗東から京都に行く時は10キロ以上減る場合もあるけど、不思議と東京だとそこまで行かない」と村木厩務員。気の激しさはいつものことで、すでに戦闘モードに入っている。「枠は微妙だが、スタンド前発走でないのはプラス。あとは、どこまでテンションを上げずに臨めるか。前走のように控えられれば、恥ずかしい競馬はしない」と村木厩務員は自信を持って送り出す。

 (15)トライアンフマーチは午後1時40分に到着。「輸送は慣れているので、全く問題ない」と吉岡調教助手が話す通り、馬運車から悠然と降りてくる。馬房に入ると、すぐにクルクル回るいつもの仕草も出て、元気いっぱいをアピール。「賞金的に京王杯をパスして間隔を開けられたことが大きい。早めに入厩して、ここに狙いを定めて思い通りの調整ができた。舞台もピッタリ。あとは底力に期待する」と、08、09年のウオッカに続く角居厩舎の安田記念V3に意欲十分だ。

確定枠順へ

 今回と同舞台の富士Sを勝っている(3)アブソリュートは坂路2本目に64秒3。まずまずの動きで久々の重さは感じさせないもの。宗像調教師は「落ち着きもあるし、ここまで順調にきました。マイルCSの時は少しテンに置かれてしまったので、もう少しついていければ違うと思う。ゲートは練習してきているし、流れ次第では」と、上位争いを期待していた。

 昨秋のマイルCS2着など、マイル重賞で上位の常連となっている(13)マイネルファルケは坂路を70秒0で上ってからダートへ。時計は出さなかったが、軽快な走りで雰囲気は上々だ。萱野調教師は「いつも通りですよ。変わらないのが一番だけど、2着ばかりだから変わらないと勝てないかな」と自虐的。状態の良さは間違いなく、「自分の持ち時計だけはきっちり走るから、あとは展開だね」と他の逃げ馬の動向を気にしていた。

 悲願のGI制覇を狙う(2)スマイルジャックは坂路67秒6の後、Wで3ハロン46秒8-14秒0とラストをサッと伸ばした。前日の雨で重くなった馬場状態だったが、回転のいいフットワークが目を引いた。騎乗した芝崎調教助手は「本当に順調ですね。昨年の安田記念(9着)の時よりも幅が出て馬体が成長しています。香港馬のことは分からないけど、今回のメンバーならチャンスはあると思う」と、マイラーの頂点獲りに自信を見せていた。

 ダービー卿CT、メイSと連勝中の(17)ショウワモダンは北の角馬場で入念に体をほぐしてCコースのダートを1周。時折うるさい仕草を見せるが、前走時よりはましで、近走では落ち着いている方だ。自ら雰囲気を確かめた杉浦調教師は「中1週だけど元気がいいね。他馬の出方を見ながら行けるから、枠も外めで良かった。今回は他の馬が見えない馬房に入れて、馬運車も1頭で積んでいく」とイレ込んでマイナス20キロだった前走を踏まえて対策を講じる。

 関西馬は全10頭が土曜輸送。一番乗りは(18)エーシンフォワードで、午前10時47分に東京競馬場に到着した。「輸送はスムーズでした」と平田調教助手。前走の京王杯SCは、高松宮記念激走の疲れが残っていながら4着と崩れなかった。今回はデキも上向きだ。「大外(18)番枠に決まったものは仕方ない。この後は夏休みに入るので、目一杯に仕上げたつもり。今回も頑張って欲しい」と平田助手は好走を願う。

 (12)ライブコンサートは担当者が別の馬を美浦に連れて行ったため、中塚調教助手が代理で輸送に付き添った。到着してからも落ち着きがあり、「輸送は慣れているので、まったく問題なかったです。いろいろなところに遠征していますからね」と笑顔を見せた。「見ている限りでは調子が悪そうには見えません。昨年はすごい相手に5着でしたし、速い時計になってもそれなりに対応できるはずですから」と好走を願う気持ちが伝わってきた。

 (4)フェローシップは東京競馬場のダートでダク半周、軽めのキャンターを1周。オサリバン調教師は「落ち着いているし、体もできている。馬はベリーハッピー」と満足げ。木曜発表の体重は510キロと前走より大幅に減っていたが「体重計が合っているのかなあ」と話すほどで心配していない。「マイルは少し長いので、(4)番枠は非常に助かる。経済コースを走れるから。距離が微妙なので胸を張るほどの自信はないが、最高の状態で出走できる」と話した。

 左前の蹄の痛みのため、木曜の追い切りを取りやめた(5)サイトウィナーは金曜に続き東京競馬場の角馬場からダートをキャンターで2周。直線では1ハロン17秒~16秒程度と、やや強めの内容だった。「少しスピードを上げたが、脚を気にする面はなかった。乗った感じは良く、コーナーを左手前で曲がれていたしね」と騎乗したサイズ調教師。レース当日の早朝も土曜と同じメニューを消化する予定で、運動量が足りない心配がある。「少しでも雨が降って馬場が湿り、スローな流れになってくれれば」とサイズ師。

 (10)ビューティーフラッシュはフェローシップと同様のメニュー。筋肉にハリがあり毛ヅヤもよく、適度に気合も乗ってきた。クルーズ調教師は「体づくりは全て終わっている。(10)番枠も許容範囲。ブリッシュラック(05年4着、06年1着)は気性的に難しい馬だったが、こちらは自分でゲートインできるほどのおとなしい馬」と期待は大きい。香港経由で南アフリカから来日したコーツィー騎手は、師とともに芝を歩いて感触を確かめた。「坂があるし草も長い。いろいろ課題はあるコースだが、スタミナがある馬だから」と初騎乗のパートナーを信頼。「サイレントウィットネス(05年3着、スプリンターズS1着)は特別な馬なので比べることはできないが、1度は乗ってみたいと思っていた馬。日本のこのレベルにも対応できる」と勝利を意識する。

 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る