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マイラーズCを快勝したリーチザクラウンが2日、滋賀・栗東トレセンでGI安田記念(6日、東京)に向けた最終追い切りを行った。安藤勝己騎手を背に坂路コースで4ハロン52秒1、終い1ハロン13秒0の好時計を馬なりでマーク。アンカツは「いい動きだった。何とかひとつGIを勝たせてあげたい」とコンビを組み2戦2勝の相棒との頂点獲りに意欲を見せていた。
出走予定馬へ
青鹿毛の雄大な馬体が、栗東坂路コースで弾んだ。マイラーズCを快勝し、きさらぎ賞以来の勝利を重賞で挙げたリーチザクラウンが、春の古馬マイル王奪取に向けて力強い動きを見せた。
筋肉モリモリの馬体はいつ見ても惚れ惚れとする。リーチは前回に続きコンビを組む安藤勝己騎手を背に坂路へ。単走でスタートから徐々に加速すると、2ハロン目から唸るような勢いで12秒5→12秒2と速いラップを刻む。残り1ハロンからは無理をせず、鞍上が少し手綱を抑える感じで4ハロン52秒1-37秒7-13秒0(馬なり)。攻め駆けするリーチにとっては平凡な時計だが、折り合い面の重視と過度の負荷をかけない意味で十分だろう。
「いい動きだし、一杯に追う必要もなかった。気性もずいぶん大人になっているし、リラックスして走れればいいんじゃないかな」とアンカツ。リーチとは08年12月の千両賞(阪神芝1600メートル)で初めて騎乗し優勝。マイラーズCも含め2戦2勝と好相性だ。橋口調教師は「攻め馬は抜群に走るし、単走で終い13秒0の時計は少しイメージと違った」と物足りなさを感じたようだ。それでも「数字的には不満だけど、レースで結果を出してくれればいいか」と気を取り直した。
リーチは逃げる競馬がスタイルだったが、前走は外枠から先行し、直線で抜け出すレースぶり。多少行きたがる面は見せたが、マイルの速い流れで脚をためつつ適度に折り合えたのがゴール前の鋭い伸び脚につながった。
「最近は体に重量感が出てきて馬体減の心配がなくなった。この馬は相手うんぬんじゃなく、ペースと道中の折り合いだけ。大きなレースは強運がないと勝てないからね」。先週のダービー(ローズキングダム2着)を首差で惜敗しているだけに橋口師はツキも味方につけたい。
6年前にツルマルボーイで安田記念を制した時の鞍上もアンカツだった。「ツルマルもいつかはGIと思っていたが、彼の好騎乗で勝たせてもらった。今回もそうなればいいけど」と再現を願う。一方のアンカツは、ダービーで騎乗予定だったダノンシャンティ(金曜発売で3番人気)が出走取消。その無念を同じ東京コースのGIでスカッと晴らしたい。
3歳時に比べて気性面でも成長し、我慢が利くようになってきたリーチザクラウン。火曜付の紙面でも紹介したように、“ダービー2着馬はダービー馬よりも出世する”-。マイル路線で輝きを取り戻した昨年のダービー2着馬が、それを証明してみせる。(片岡良典)
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