最新競馬ニュース

【神戸新聞杯】レース展望


©サンケイスポーツ


 987  1  0

【神戸新聞杯】レース展望

 27日の阪神メーンは神戸新聞杯(GII、芝・外2400メートル)。菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)のトライアル第2弾で、1~3着馬には本番への優先出走権が与えられる。

 阪神2400メートルと京都3000メートルとトライアルと本番では距離も施行場所も違うが、過去10年の勝ち馬をみると、2005年ディープインパクト、11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップ、13年エピファネイアと3冠馬2頭を含む4頭が菊花賞を制した。昨年もここで僅差3着だったトーホウジャッカルが本番で逆転Vを決めており、先を占う意味でも見逃せない一戦だ。

 リアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡)は皐月賞2着、ダービー4着の実績があり、世代トップクラスの実力の持ち主。ダービーのレース後に軽度の骨折が判明したが、その後は患部も癒えて、夏も順調に過ごせたようだ。それを証明するように、9月上旬に栗東に帰厩した後も快調に調整が進んでいる。17日の1週前追いはCWコースで6ハロン81秒2の好タイムをマークして仕上がりの良さをアピール。阪神は圧巻の走りで制した新馬戦で結果を残しており、まったく問題ない。ダービー上位陣不在のここは、菊本番に向けて好スタートを切りたいところだ。

 アルバートドック(栗東・松田博資厩舎、牡)は2走前の京都新聞杯で僅差3着と能力の高さを見せたが、賞金加算ができずにダービー出走はかなわなかった。しかし“残念ダービー”というべき白百合Sを快勝してうっぷんを晴らし、きっちりと賞金を加算。万全の態勢で秋を迎える。9月上旬から栗東CWコースで5本の追い切りを消化。もともとスタミナのあるタイプで、ひと夏越して確実にパワーアップした今なら十分勝ち負けになる。

 関東からただ1頭、西に乗り込むのがマッサビエル(美浦・小笠倫弘厩舎、牡)だ。極上の決め手を武器に、4戦3勝2着1回と底が割れていない魅力がある。500キロを超す大型馬だが、ひと夏の成長で体に実が入ってきた印象。祖母が牝馬GI5勝のメジロドーベルという母系からも、スタミナと切れ味を持ち合わせている。1週前の動きはややモタついていた印象で、初の関西圏への遠征競馬もポイントになるが、潜在能力の高さは相当なもの。実績上位馬をまとめて負かしても不思議はない。

 底が知れないという点では、7カ月ぶりでも2戦2勝の戦績を誇るキロハナ(栗東・池江泰寿厩舎、牡)も注目の的。こちらは祖母にノースフライト安田記念マイルチャンピオンシップ)を持つ良血馬だ。つばき賞では現オープンのダノンリバティ毎日杯2着、レパードS2着)を一蹴しており、能力的には十分に太刀打ちできる。間隔があいている点と初距離は大きなハードルだが、それをあっさりクリアしても驚けない素材だ。

 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る