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【函館スプリントステークス】ズバリ調教診断!

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日曜日に行われる函館スプリントステークスの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


セイウンコウセイ
この中間からチークピーシズを着用。南Wで行われた1週前追い切りでは余力残しで好時計を記録。場所を函館Wに移した今週の追い切りでは、悪コンディションを問題にせず好ラップを刻んできた。若干掛かる面を見せていたが、何とか我慢して最後までしっかりと走り抜いたところは評価できる。好調とみていいだろう。

ダイアナヘイロー
函館芝で行われた今週の追い切りは若干行きっぷりが悪いようにも見えたが、それでもバランスのとれた好ラップを計時。5月30日には栗東坂路で好時計をマークしているように、状態は決して悪くない。あとは函館の環境に慣れるかどうかが好走のカギを握る。当日の気配をしっかり確認しておいたほうがいいだろう。

ラインスピリット
コンスタントに使われていることに加え、長距離輸送を挟んだこともあってか、最終追い切りは函館Wで軽めの調整。とはいえ、2週前と1週前に栗東坂路で終いを伸ばす、前進気勢を促す、という2パターンの調教をキッチリ消化。走破時計も悪くなく、現状の力を出せるデキにあるとみたい。


ジューヌエコール
函館芝で行われた今週の追い切りは、馬なりで好時計をマーク&併走先着。動きについても、重心の低い推進力のあるフォームが目を引いた。気合乗りもほど良く、とくに悪い点が表面化しているわけではない。中間の気配だけを検証すると、もっと実戦で走れてもいいハズだが……。

タマモブリリアン
5月26日に栗東坂路でマズマズの時計をマークするなど、栗東トレセン時の調整は順調だったが、函館に入厩してからの動きがイマイチ。函館Wで行われた最終追い切りも掛かり通しのうえに、終いはバテるといった冴えない内容。一変を望むのは難しいかもしれない。

ティーハーフ
最終追い切りは函館Wで5Fからマズマズの時計を記録。重かつ馬場の荒れた時間帯に出したものだけに、額面以上の価値がある。動きについても、ストライドを伸ばした走りは迫力十分。攻め巧者だけに、追い切り内容をそのまま鵜呑みにはできないが、良好な状態であることは疑いようがない。

ナックビーナス
2週前に南Wで好時計を余力残しでマーク。同じく南Wで実施した1週前追い切りでは内めを回ったとはいえ、5F1番時計を叩き出した。函館に場所を移した最終追い切りはWコースで軽めの内容だったが、落ち着いた走りを見せ、醸し出す気配は上々。テンションさえ維持できれば、いい状態でレースを迎えられるのではないか。

ワンスインナムーン
最終追い切りは函館芝で併せ馬を実施。及第点の時計をマーク&併走先着を果たした。重心が低く、四肢と馬体が連動するスムーズな動きには目を見張るものがある。函館入厩後の追い切り本数は少ないが、山元CTで乗り込んできているようなので、大きな問題はなさそう。あとは、函館の環境に順応できるかどうかが焦点となる。

ヒルノデイバロー
この中間は函館W主体に調整。1週前にラスト1F11秒台、6月10日にはラスト1F12秒台前半の好反応を見せた。今週の追い切りはテンから飛ばしたため、ラストの時計は要したものの、キッチリと負荷をかけた点は好感が持てる。半面、約4カ月の休養明けの割に乗り込み量は少なめ。このひと追いでどこまで仕上がるか。

ノットフォーマル
南Wで行われた1週前追い切りでは長めから上々の時計を計測。6月10日にも坂路で時計を出しているように、少なくとも体調面の不安はない。半面、最終追い切りの動きは今ひとつ。悪い馬場状態を差し引いてもメリハリのない走りに見えた。今回は割引が必要かもしれない。

ユキノアイオロス
今週の追い切りは函館芝で実施。他馬の追い切りで混雑するなか、軽めに流しつつも終いの時計はしっかりと伸ばしてきた。ただし、いい頃と比べると頭の位置が高く、前脚の捌きも硬めに映る。活気にも乏しく、前回から大きな上積みは見受けられない。歴戦のキャリアでどこまでカバーできるか。


エポワス
この中間は美浦坂路で入念に乗り込まれたこともあってか、最終追い切りは函館芝で軽めの調整。気合乗り良く、集中した走りを見せた。ただし、この馬にしては時計を要している点が気がかり。最終追い切りは長めから追われて好時計を叩いてくるのが好走パターンだけに、物足りなさを感じてしまう。

キングハート
函館Wで行われた1週前追い切りは併走馬に先着した一方で、走破時計は凡庸。最終追い切りは同じく函館Wで流す程度の調整。1週前同様に併走先着を果たした。とはいえ、攻め巧者だけに格下相手の先着は当たり前。好調時の動きと比べるとスムーズさに欠ける。まだ良化途上、といったところか。

アドマイヤゴッド
今週の追い切りは函館芝で併せ馬を実施。併走遅れを喫してしまったため見栄えは良くないが、それなりの時計が出ているように、決して悲観するような内容ではない。頭の位置の高さは気になるものの、ここ数走と比べればマシなほう。叩きつつ気配は着実に上昇している。

ライトフェアリー
函館芝で行われた最終追い切りは上がり重点の調整。突出した時計&動きではないが、ブリンカーを外しているにもかかわらず、カリカリした面を見せなかった点については好感が持てる。若干、首の可動域が狭いようにも見えるが、これはいつものこと。いい状態をキープしているのではないか。

ノボバカラ
2週前、1週前と南Wでマズマズの時計をマーク。函館芝で実施した最終追い切りでも5Fから好時計を記録した。重心の低いフットワークで脚を伸ばすさまはなかなかのもの。近走の成績から強調はできないが、決して調子は悪くない。この馬なりに順調とみていいだろう。



ウマニティ重賞攻略チーム

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このニュースへのコメント

(退会ユーザー)|2018年6月17日 14:36 ナイス! (0)

⑧ワンスインナムーン、頑張れ♪

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