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【東西現場記者走る】“絶サン”グレーザー!福永直撃
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密着取材で安田記念の勝ち馬を探し出すGI企画は、東京サンスポ・千葉智春記者(33)が担当。栗東トレセンでの3日目は、サングレーザーの追い切りに熱視線を送った。マイラーズCをレコードで快走した反動を感じさせない軽快な動きで、主戦の福永騎手も好感触。良化を強調するダービージョッキーの言葉に、戴冠への期待を高めた。
夜中に降り始めた小雨は、午前6時の調教開始前から本降りに。憂鬱な気持ちでいたが、朝イチの追い切りを見て一気に目が覚めた。スワーヴリチャードがCWコースで一番時計。全然、速く見えなかったのに、ゆったりとしたフォームからさすがの脚力だ。ひとまず取材へ…とスタンド周りを奔走していると、目的の人物を発見。この日のターゲット・福永騎手だ。
コンビを組むサングレーザーは昨年、4連勝でスワンSを制し、GI初挑戦のマイルCSで0秒1差3着。今年初戦の前走・マイラーズCでコースレコードVを飾り、一気にマイル界統一の感もある。同レースからの臨戦馬は1994年ノースフライト以来勝てていないが、レコードホルダーならジンクスを打破しても不思議はない。
何より、コンビを組んで【3・0・2・0】の福永騎手は、先週に悲願のダービー制覇と勢いに乗る。取材の合間も握手やハグと祝福の嵐で「お祝いのメールも多く、返すのが大変。普通のGIとは違うよね」と笑顔のジョッキー。そうこうするうち、相棒の追い切りへさっそうと駆け出した。
角馬場で体をほぐし、坂路へ。ゆったりとペースを上げつつ、ブレのない姿勢で真っすぐ駆け上がった。馬なりで坂路4ハロン57秒6-13秒2と軽めだが、これは日曜に実質的な追い切りを済ます浅見厩舎のパターン。20日に同51秒4(一杯)で自己ベストをマークし、27日に同51秒8(同)と態勢は整っている。
実際、福永騎手は「いつも通りという感じ。バッチリ」と厩舎の仕上げを信頼しつつ「ボケた感じでモタモタしたところがあった前走時より良くなっている」と良化も強調。レコードVの反動が気がかりだったが、さらなる上昇を感じさせた。
担当の川上助手も「馬体はそんな変わりないけど、中身が良くなっているかな」と成長を実感。ポイントは2歳時以来の長距離輸送と左回りだが、それも「今の方が精神的に落ち着きがある。癖のある馬ではなく、普段の左回りの調教でも気になる部分はない」と信頼を寄せる。
一つ一つ不安が打ち消され、背には勢いに乗るダービージョッキー。怖い存在ではあるが、輸送の懸念もあり、週末まで状態を見極めたい。(千葉智春)
★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
東西現場記者走る 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。千葉記者は今春の高松宮記念を仕留めたほか、昨年は天皇賞・春、ダービー、阪神JFも連載担当で的中している。
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