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【東西現場記者走る】(8)ブラスト前走比17キロ増「威圧感」


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【東西現場記者走る】(8)ブラスト前走比17キロ増「威圧感」

 1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI企画『東西現場記者走る』。ダービーは、大阪サンスポの斉藤弘樹記者(38)が担当する。美浦トレセンに移動した4日目は、関東馬ブラストワンピースに注目。無敗馬に無限の可能性を感じつつも、事前発表の馬体重に一抹の不安を覚えた。

 水曜までに関西馬の取材を終え、夜に美浦トレセンに入った。連載もいよいよ山場。4日目のターゲットは、3戦全勝のブラストワンピースだ。

 前走の毎日杯は、初の右回りや長距離輸送などをクリア。1800メートルは少し忙しいと思っていたが、難なく2番手から抜け出した。1分46秒5の勝ち時計も優秀で、レース直後に池添騎手が「完璧やわ」と興奮気味に話していた姿も印象深い。直撃した大竹調教師も、ここまでの足跡に手応えを感じ取っている。

 「3戦しか経験していませんが、ジョッキーが一戦一戦いろんなことを教えてくれています。(3戦無敗の)戦績以上にいろんなことを経験できていますね」

 デビュー前から背腰の弱さがあり、間隔をあけながら出走してきた。毎日杯のレース前から、皐月賞回避を打ち出していたのもそうした背景があるからだ。「ようやく芯ができてきて、だんだんしっかりしてきました」とトレーナー。1週前、今週の最終追い切りの攻めた調教内容が、体質強化を物語っている。〔4〕枠(8)番の枠順についても「自在性があるのであまり気にしていませんでしたが、真ん中より少し内でいいんじゃないですか」と前向きだった。

 無限の可能性を感じるものの、気になるのが調教後の馬体重だ。大竹師が「威圧感があります」と評す大型馬だが、前走比17キロ増の539キロ。過去3走は520~22キロだけに、少し増えすぎている気も…。指揮官は「動いているし(体重は)そんなに気にしなくていいと思う」としながらも、「成長分と少し立派なのもあるかも」と微妙なジャッジ。金曜以降も調整過程と気配に注目しつつ、他の関東馬も探っていきたい。(斉藤弘樹)

★日本ダービーの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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