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3歳マイル王を決めるNHKマイルカップの追い切りが2日、東西トレセンで行われた。アーリントンCを制して最有力視されるタワーオブロンドンは、美浦トレセンの坂路コースでこの日最速の1ハロン12秒0をマーク。万全のデキを印象付けた。また、クイーンC以来のテトラドラクマも坂路で極上の動き。サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』評価となった。
ラスト2ハロンで6馬身あった僚馬との距離が瞬時に“ゼロ”になった。美浦坂路に登場したタワーオブロンドンが、低重心のフォームから圧倒的な推進力を生み出し、併入フィニッシュ。馬なりでマークした1ハロン12秒0は延べ671頭が登坂したこの日の最速と、性能の高さを見せつけた。
「アーリントンCから日にちがたっていないので、遅い時計(4ハロン53秒0)だったけど、順調にこられた。今回は地元(関東圏の競馬)なので調整もしやすい」
仕上がりの良さを感じ取った藤沢和調教師が、満足げにうなずいた。
杉原騎手(レースはルメール騎手)を背に、坂路の開場直後に登場。とはいえ、先を行くアルトリウス(1000万下)とは序盤で2秒6、およそ13馬身の差があった。追い付く気配はなかったが、やはりエンジンが違う。グングンと加速し、視界にとらえたターゲットとあっさり馬体を並べた。
「追い付かなくてもいいと思っていたけど、前に馬がいたら抜こうとする。馬なりじゃなくて、むしろ抑えていたくらい。セーブしながらでも時計が出ちゃう」
前回に続いて最終仕上げを任された杉原騎手が、改めて脚力の強さに舌を巻く。前走時の追い切りでは早めに僚馬をかわしたため気を抜いてしまい、ラスト1ハロンは13秒1を要した。その点、今回は最後まで流れるような加速ラップで、「前回より時計の中身が良かった」と仕上げ人。精神面の成長のたまものだ。
この後は、英国のGIセントジェームズパレスS(6月19日、アスコット、芝1590メートル)など欧州遠征が視野に入っている。
「ロイヤルアスコットの3歳マイル戦に素晴らしいレースがある。ただ、まずは今週頑張ってもらわないと。全力投球です」
日本一のトレーナーに、名誉ある王室開催への大きな期待を抱かせるタワーオブロンドン。同世代のマイル王に君臨し、自身の馬名に由来する地へ羽ばたく。(板津雄志)
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