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4月22日の東京11Rで行われた第53回サンケイスポーツ賞フローラステークス(3歳オープン、牝馬、GII、芝2000メートル、馬齢、16頭立て、1着賞金=5200万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気サトノワルキューレ(栗東・角居勝彦厩舎)が直線一気の差し切り勝ちを収め、2着パイオニアバイオ(13番人気)とともにオークス(5月20日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。タイム1分59秒5(良)は、2016年にチェッキーノがマークした1分59秒7を0秒2上回るレースレコード。3着はノームコア(5番人気)だった。
2~3番手追走から直線で先頭に立ったノームコアを、中団の前めから3コーナーまでに3番手につけていたパイオニアバイオがかわした。しかし、出遅れて道中は最後方にいたサトノワルキューレが、直線で大外から豪快に脚を伸ばし、クビ差で差し切った。さらにクビ差でノームコアが3着。2番人気サラキアは4着で、3番人気オハナは14着に終わった。
サトノワルキューレは、父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン、母の父ロワノルマンという血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は(株)サトミホースカンパニー。通算成績は4戦3勝。重賞初勝利。フローラSは、角居勝彦調教師は05年ディアデラノビア、13年デニムアンドルビーに次いで3勝目。ミルコ・デムーロ騎手は初勝利。
◆ミルコ・デムーロ騎手「伸びるときにはすごい脚を使う。東京は良さそうだと思っていました。自信を持って乗りましたよ」
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