中央競馬ニュース

【ダービーCT】レース展望

 0   2   2,375
シェアする  x facebook LINEで送る
【ダービーCT】レース展望

 中山では土曜メインにダービー卿チャレンジトロフィー(31日、GIII、芝1600メートル)が組まれている。過去10年の勝ち馬では、2010年ショウワモダンがメイSの後、安田記念も制覇。13年トウケイヘイローは続く京王杯SCこそ8着に敗れたが、その後は鳴尾記念函館記念札幌記念と重賞3連勝を飾り、暮れの香港Cでも2着と好走した。15年モーリスは次の安田記念でGI初制覇を成し遂げ、歴史的な活躍をしたことは記憶に新しい。また、16年2着のロゴタイプは次走の安田記念でV。GIIIのハンデ戦ながらGIと縁が深く、今年も大いに注目される。

 グレーターロンドン(美浦・大竹正博厩舎、牡6歳)は1番人気に推された前走の東京新聞杯で9着と敗退。大外枠で少し掛かり気味になったことが敗因だが、勝ったリスグラシューとの差は0秒4だけに見直せる。中山芝1600メートルは1000万下、オープン特別の東風Sと2戦2勝の得意な舞台。56.5キロのハンデも、安田記念4着、毎日王冠3着の実績を考えれば、恵まれた印象だ。約2カ月ぶりだが、調整は順調。重賞初制覇のチャンスだ。

 トップハンデ58キロのマルターズアポジー(美浦・堀井雅広厩舎、牡6歳)は大阪杯との兼登録だが、こちらに参戦する可能性が高い。前走の中山記念はハイペースの逃げを打って3着とGIIIなら上位の存在だが、昨秋、同じ中山芝1600メートルでハンデ58キロだった京成杯オータムHでは4着に敗れている。ハンデ克服が鍵になりそうだ。

 レッドアンシェル(栗東・庄野靖志厩舎、牡4歳)は昨年、NHKマイルCで4着と善戦し、その後、富士S4着、リゲルS1着、前走の京都金杯3着と安定した成績を収めている。3カ月の休み明けだが、乗り込み量は豊富。ハンデ56.5キロで中山も初めてと課題はあるが、上位争いは必至だ。

 昨年の覇者ロジチャリス(美浦・国枝栄厩舎、牡6歳)はその後が案外だが、前年から1キロ増の57キロも背負い慣れた重量。マークは必要だろう。

 キャンベルジュニア(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)は3年連続の参戦。前2年はともに1番人気だったが、一昨年は8着、昨年は2着だった。この馬も近況は不振だが、昨年と同じハンデ55キロなら侮れない。阪神C11着以来だが、仕上がりは上々だ。

 ヒーズインラブ(栗東・藤岡健一厩舎、牡5歳)は準オープンの前走、武庫川Sを勝ってオープン入り。中山芝1600メートルは【2・1・1・1】と安定している。この舞台での持ち時計1分32秒5も優秀で、ハンデ55キロも想定の範囲内。重賞初挑戦でも怖い存在だ。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)
 ナイス!(2

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る