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【大阪杯】レース展望
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今週のメインは、GI昇格2年目を迎える大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)。昨年はキタサンブラックが人気に応えて、栄えある“初代王者”に輝いた。レースとしては今年で62回目で、施行時期も1981年からはこの週に固定されている。途中2度の改修工事(京都で開催)を除くと、阪神の芝2000メートルという条件も踏襲されている。生まれ変わって間もないが、伝統が息づくレースだ。天皇賞・春(4月29日、京都、GI、芝3200メートル)や宝塚記念(6月24日、阪神、GI、芝2200メートル)につながる一戦でもあり、今年も好メンバーが顔をそろえた。
上位陣の実力は互角。馬券的にも妙味たっぷりだが、並み居るGI馬を差し置いて注目を集めるのは、スワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎、牡4歳)だ。今年初戦の金鯱賞では、序盤にやや行きたがるしぐさを見せながらも力で押し切って快勝。520キロというデビュー以来最高の馬体重で、充実ぶりを印象付けた。有馬記念(4着)で内にササった面を見せたように、まだ右回りで全幅の信頼を置けない部分はあるが、この距離なら苦しがるシーンも少ないはず。多くの有力騎手がドバイに遠征する今週末だが、主戦のミルコ・デムーロ騎手が乗れる点は何より心強い。
栗東・池江泰寿厩舎は実に4頭がエントリーしている。実績最上位は、一昨年の菊花賞、有馬記念を制しているサトノダイヤモンド(牡5歳)だ。昨秋はフランス遠征で見せ場なく大敗。しかし、今年初戦の金鯱賞ではゴール前で猛然と伸びて3着だった。連対を外す結果とはなったが、クリストフ・ルメール騎手は「リアル・ダイヤモンドが帰ってきた」と内容に手応えありのコメント。今回は戸崎圭太騎手との新コンビで臨む。ひと叩きされての上積みを考えると、本格的な復活劇も十分にあるだろう。
昨年の皐月賞馬アルアイン(牡4歳)は京都記念で2着。菊花賞7着以来の実戦で、レイデオロやモズカッチャンに先着した点は評価できる。阪神芝は2戦2勝と実績あるコース。皐月賞以来となる芝2000メートルで、2度目のGI制覇を成し遂げても不思議ではない。
マイルCSを鮮やかな決め手で差し切ったペルシアンナイト(牡4歳)は、年明け初戦の中山記念で5着に終わった。しかし、典型的な前残りの展開で最後方からメンバー最速の決め手で0秒3差まで追い上げており、悲観する内容ではない。距離は延びるが、前出のアルアインに惜敗した皐月賞2着の内容からも、2000メートルは守備範囲。阪神ではアーリントンCを制しており、初コンビとなる福永祐一騎手の手綱さばきが期待される。
金鯱賞2着サトノノブレス(牡8歳)も池江厩舎の所属馬。果敢に逃げて粘った前走は、ともにフランスへ遠征したサトノダイヤモンドに先着する激走だった。一昨年の鳴尾記念勝ち馬で、現実にこの阪神芝2000メートルのレコードホルダーでもある。前走をフロック視するのは危険だろう。
昨年のジャパンC勝ち馬で、有馬記念3着のシュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡6歳)はここが復帰戦。2400メートル以上を主戦場としてきただけに、3歳8月の500万下(2着)以来となる2000メートル戦には多少の不安が残る。新コンビ三浦皇成騎手がうまく流れに乗せられるかが鍵となりそうだ。
アメリカジョッキークラブCで待望の重賞初制覇を果たしたのがダンビュライト(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)。三冠レースで3、6、5着と善戦しながら決め手不足に泣いていたが、1600万下のサンタクロースSを制して軌道に乗ってきた。前走は2番手から楽々と押し切って2馬身差の完勝。充実ぶりを印象付けた。こちらも浜中俊騎手が初騎乗となる。
関東馬では、中山記念を制したウインブライト(美浦・畠山吉宏厩舎、牡4歳)と、アメリカジョッキークラブC2着のミッキースワロー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡4歳)の2頭が主力だ。ウインは昨年の秋から充実一途。自在性があり、安定した取り口が身についた。一方のミッキーは、前走後ひと息入れて、ここを目標に乗り込みを消化。追い切りでは鋭い切れ味を見せており、GI初制覇に向けて仕上がりは良好だ。
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