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【フラワーC】牝馬路線の新星カンタービレがV
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3月17日の中山11Rで行われた第32回フラワーカップ(3歳オープン、牝馬、GIII、芝・内1800メートル、別定、13頭立て、1着賞金=3500万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の2番人気カンタービレ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が好位追走から馬場の真ん中を抜け出し、外から追い込んできたトーセンブレスの猛追を退けて重賞初制覇。1月京都の未勝利Vからの連勝を決めた。タイムは1分49秒2(良)。
クビ差の2着にトーセンブレス(3番人気)、さらに2馬身遅れた3着には2番手から流れ込んだノームコア(4番人気)。1番人気のロックディスタウンは中団追走から伸びを欠き、最下位の13着に敗れた。
フラワーカップを勝ったカンタービレは、父ディープインパクト、母シャンロッサ、母の父ガリレオという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は石川達絵氏。通算成績は4戦2勝。重賞初制覇。フラワーCは、角居勝彦調教師は2005年シーザリオに次いで2勝目、ミルコ・デムーロ騎手は初優勝。
◆ミルコ・デムーロ騎手(1着 カンタービレ)「この間もいい勝ち方だったので、自信を持って乗りました。この間はテンションが高かったけど、今日はすごい落ち着いていた。落ち着いてさえいれば、距離はもっと延びても問題ないと思う。テンション次第ですね」
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