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3月4日の中山11Rで行われた第55回弥生賞(3歳オープン、GII、芝・内2000メートル、馬齢、10頭立て、1着賞金=5400万円)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ダノンプレミアム(牡、栗東・中内田充正厩舎)が快勝。好スタートからサンリヴァルに先頭を譲ったダノンプレミアムは、道中は4馬身ほど離れた2番手を追走。荒れの目立つ内めを避けて4コーナーでは馬場の真ん中に持ち出し、ラスト1ハロン過ぎに先頭。余裕たっぷりの手応えで後続の追撃を振り切った。タイムは2分1秒0(良)。
1馬身半差の2着には中団追走からゴール前猛追したワグネリアン(2番人気)、さらに半馬身差離れた3着に好位から伸びたジャンダルム(4番人気)。上位3頭が皐月賞(4月15日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。
弥生賞を勝ったダノンプレミアムは、父ディープインパクト、母インディアナギャル、母の父インティカブという血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績4戦4勝。重賞は2017年朝日杯フューチュリティS・GI、サウジアラビアロイヤルC・GIIIに次ぐ3勝目。弥生賞は、中内田充正調教師は初優勝、川田将雅騎手は2014年トゥザワールドに次いで2勝目。
◆川田将雅騎手(1着 ダノンプレミアム)「無事に今年初戦を終えることができてよかったと思います。3、4コーナーから馬場があまり良くなかったので、4コーナーはあの辺を通ってきたのですけど、いい手応えで回ってくることができました。今日は強く力(りき)むところや走りたい気持ちを強く出すところもありましたが、コーナー4つも2000メートルもこなしてくれました」
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