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今年の皐月賞TR「弥生賞」には無敗のディープインパクト産駒が3頭も集結。昨年に続きクラシック席巻を狙う藤沢和雄調教師(66)が送り出す、2戦2勝のオブセッションのスケールも相当にデカい。数々のスターホースに携わってきた匠も、「これはいい馬になる」とゾッコンだ。
--最終追い切りはWコースで併入
藤沢和雄調教師「相手は500万下でペースは遅かったけど、動き自体は良かった。大型馬の割によく仕上がったと思うよ」
--500キロ以上ある割に仕上がりが早い
「大型馬の最初は普通難しいんだけどね。ラヴィエベール(デビュー時500キロ)、リアルヴィジョン(同570キロ)も仕上がりは遅かった。この馬は気が良くて、重ったるくないから走る」
--それでも伸びしろはまだ残されていそう
「これから大きくなってくるイメージ。徐々に良くなっているし、血統面からも、もともと期待していた。成長したらこれはいい馬になる」
--レース、調教でも常に舌を出している
「癖というよりは、つくり(舌が長い)の問題。欧米でも(舌を)縛られている馬はたくさんいて、みんな出して走っているんだから(笑)」
--前2戦が異なる馬場、ペースで完勝
「初戦が道悪で2戦目が開幕週の速い馬場。いろいろな馬場に対応しているし、特にしまいの加速がいいよな。とにかく勝負強い」
--外回りから中山の内回りに舞台が替わる
「速い流れになった場合(追走)がつらくなるけど、そこまでぶっ飛ばす馬もいないだろ。東京でも内を割ってきたように、デカい割には変な器用さもある」
--本番級のメンバーがそろった
「東京なら間違いなくいいと言える。でもこの相手を思えば、今回でどれくらいの馬かが分かるはず」
--夕刊フジ賞オーシャンSの老練エポワスは
「洋芝なら推せるが、中山は久々。こればっかりは時計のかかる馬場になれば、というところかな」(夕刊フジ)
★弥生賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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