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【フェブラリー】テイエムジンソク独走 初栄冠だ

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【フェブラリー】テイエムジンソク独走 初栄冠だ

 セオリーどおりの“中央→中央”ローテ。テイエムジンソクの初戴冠がほの見えた。

 古馬GIは中央2に対して地方8。このアンバランスさからも、今や地方のほうが金脈がある時代と断言していい。当たり前とはいえ、“地方→中央”のローテに物珍しさなど微塵もない。が、そこが落とし穴になってしまう側面もあるにはある。

 昨年いっぱいで引退したコパノリッキーが格好のサンプルとなる。実のところ14~15年の同レース連覇の前哨戦はともに中央だった。逆に、前走が地方だったケースでの中央GIチャレンジは(12)(7)(7)(13)(14)(3)着と見るも無残なものに…。

 単なるムラ駆けとは片付けられないこの現象を考察するなら、地方と中央の流れはまるで別物ととらえることは大いに可能では? もちろん、コース、頭数等も違う。やはり本気で獲りにいくとなれば、中央で慣らしてから挑んでいくほうが賢明なチョイスといえる。

 そんななか、ジンソクは一貫して中央の重賞を使い続けてきた。エルムS→みやこS→チャンピオンズC→東海S。まるで交流重賞が整備されていないダート厳冬期のようでさえある。

 この中央限定ローテはメンタル面にもいい影響を与えている。「結構、気が強い。それが折れたときが一番怖い」と木原調教師は言う。地方慣れした列強に自信をポッキリ…そんな可能性も頭に入れた、実はかなり練られたローテなのかもしれない。

 東海Sを予定どおりに逃げ切り、「メンバー的にも自分の競馬をすれば大丈夫だと。思ったとおりだった。使っていいガス抜きができたし、今はトモの入りもいい」。精神とともに肉体面も吉と出た。中央で速力を磨いてきたジンソクに誰も追いつくことなどできまい。

 “究極の3連単”はもちろんジンソクを1着に固定し、こちらも中央の根岸S組サンライズノヴァを2・3着にマーク。厳選の計12点で’18JRA・GI初陣を飾る算段だ。(夕刊フジ)



★フェブラリーSの出走馬詳細はこちら 調教タイムも掲載

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