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フェブラリーS連覇に挑むサクセスブロッケンが17日、滋賀・栗東トレセン坂路コースで4ハロン51秒8と躍動した。主戦の内田博幸騎手(39)は左腕の骨折の痛みは残るが、今週はこの1鞍に限定騎乗。この日は美浦で調教にも乗り、「やると決めたら不安はない」と、気迫の手綱で勝利に導く。
年末の東京大賞典でGI3勝目を挙げたサクセスブロッケンが、栗東坂路コースで2年連続の“金メダル”獲得に向けて強烈にアピールした。
先週に続き松田大作騎手(実戦は内田博幸騎手)を背に坂路に姿を見せたブロッケン。鞍上と適度なコンタクトを取りながら徐々にスピードアップ。後半の2ハロンからは外ラチ沿いを登る。前肢でしっかりとチップを掻き込み、後肢で力強く蹴り上げるパフォーマンス。寸分のブレもなく駆け上がる姿は圧巻だ。
残り1ハロンからGOサインが出ると体をグッと沈ませてスパート。4ハロン51秒8-計不-12秒6(G前仕掛け)のタイムは特筆するほどではないが、迫力や息遣いなど数字に表れない部分を加味すればこれで以上攻める必要はない。「気を抜かせないように最後は仕掛けた程度。いい感じで仕上がった」と松田騎手の表情は明るい。
東京大賞典は厳しい展開を強いられたにもかかわらず、大外から豪快に差し切り勝ち。今までとは違ったスタイルで結果が出たのは厩舎サイドにも大きな自信となった。3歳時には少し線が細かった馬体にも実が入ってふっくらと張りが出てきた。「去年は強い馬にどんどんぶつけるために川崎記念(カネヒキリの3着)を使ったが、この馬の力はもう確認できたので今年はフェブラリーS1本で仕上げてきた」と藤原英昭調教師は満足そうな表情を見せる。
左手尺骨骨折で戦列を離れていた主戦の内田博幸騎手という心強いパートナーも戻ってくる。「ブロッケンには是非乗りたいと内田君も言ってくれた。昨年はカネヒキリ、ヴァーミリアンという強い馬相手に勝っているし、今年もいい勝負をして、レース自体を盛り上げたい。東京マイルは一番走りやすい条件だし、ディフェンディングチャンピオンとして恥じない競馬をしたい」
トレーナーは、フェブラリーS史上初の連覇に執念を燃やす。サクセスブロッケンは、17日の段階で、ドバイ国際競走(3月27日、メイダン)のうちゴドルフィンマイル(GII、AW1600メートル)に選出された。目標のドバイワールドC(GI、AW2000メートル)の招待状をつかむためにも、エスポワールシチーほか有力馬を撃破して、タイトルを防衛だ。(片岡良典)
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