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【根岸S】レース展望


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【根岸S】レース展望

 中山開催が終了し、関東圏の競馬は東京に舞台が移る。開幕週の日曜メインは根岸S(28日、GIII、ダート1400メートル)。1着馬にフェブラリーS(2月18日、GI、東京、ダート1600メートル)の優先出走権が与えられる重要ステップレースだ。昨年の1、2着馬など、中央のダート重賞の常連メンバーだけではなく、地方競馬からも2頭が出走予定。真冬の府中で手に汗握る攻防が見られることは間違いなさそうだ。

 昨年のこのレースで重賞初制覇を果たしたカフジテイク(栗東・湯窪幸雄厩舎、牡6歳)が、連覇を狙って出陣する。前走のチャンピオンズCは7着。1年5カ月ぶりに掲示板を外したが、後方からではなく中団からレースを進めることができたのは収穫だ。東京ダート1400メートルは3戦3勝で、最も得意とする舞台。1997、98年ワシントンカラー、2002、03年サウスヴィグラスに次ぐ3頭目の連覇の可能性は十分だ。

 昨年2着のベストウォーリア(栗東・石坂正厩舎、牡8歳)は、交流GIマイルチャンピオンシップ南部杯6着、武蔵野S7着と、ここ2戦は振るわない。それでも、2014、15年南部杯連覇、昨年のフェブラリーS2着など、実績は最上位。武蔵野Sの後はひと息入れて立て直され、年末に帰厩した。じっくり乗り込まれての復帰戦だけに、好走が期待できる。

 昨年4着のキングズガード(栗東・寺島良厩舎、牡7歳)は、年齢を重ねるごとに力をつけ、昨夏のプロキオンSで重賞初制覇。2着カフジテイクに2馬身差の勝利で価値が高い。前走のチャンピオンズCは8着だったが、流れも距離も合わなかった印象だ。末脚の破壊力はメンバー屈指。全8勝を挙げている1400メートルなら、重賞2勝目を飾っても不思議はない。

 昨年のユニコーンSを勝っているサンライズノヴァ(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は、活躍が目立つ4歳世代ではただ一頭の参戦。2走前の武蔵野Sは馬体減の影響もあったのか大敗したが、プラス12キロで臨んだ前走は2着と巻き返した。この舞台で行われたグリーンチャンネルCは出遅れを克服して差し切り勝ち。厩舎にとっては先週のAJCCダンビュライト)に続く2週連続の重賞Vがかかる。

 アキトクレッセント(栗東・清水久詞厩舎、牡6歳)は、武蔵野S3着、オープン特別・ギャラクシーS1着と充実ぶりが著しい。3歳春にオープン特別・昇竜Sを勝っていた素質馬が再び軌道に乗ってきた。コンビを組む荻野極騎手は昨年47勝を挙げ、さらなる飛躍が期待されるデビュー3年目。GI・7勝の名馬キタサンブラックの背中を知る若武者とのコンビで、人馬ともに重賞初勝利を挙げるシーンが見られるかもしれない。

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