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昨年末の有馬記念を制してJRA最多タイのGI7勝目を挙げ、歴代最高賞金獲得馬に輝いたキタサンブラック(栗・清水久、牡6)が7日、京都競馬場で引退式に臨んだ。オーナーである歌手、北島三郎(81)は、愛馬とファンへの感謝を込めて、予定になかった「まつり」を熱唱。主戦の武豊騎手(48)は「子供でGIを勝ちたい」と産駒への騎乗を熱望した。
千両役者の花道にふさわしい“ラストラン”だった。引退式へ駆けつけた1万8000人のファンに応えるように、キタサンブラックがスタンド前の芝コースで力強い走りを披露。「ありがとう!」「お疲れさま!」といった言葉がスタンドから降り注いだ。
サプライズが起きたのは引退式の後だ。式の冒頭、司会者から「きょうは熱唱はありません」と説明があったにもかかわらず、ファンの熱気に押された北島三郎オーナーが“男気”を見せた。おもむろにマイクを握り、アカペラで代表曲「まつり」の熱唱だ。
♪まぁ~つりだ、まつりだ、まつりだ、キタサンまぁ~つぅ~り~。皆さん、ほんとに~、ありが~とう~!!
歌う予定は「全然、なかった」。しかし、黙っていられなかった。「皆さんの、この寒い中での応援に、生で声を出さないと、(自分の)気持ちが許せなかった」。ファンへの感謝が、81歳の大スターを突き動かした。
今後、愛馬は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬として新たなスタートを切る。「立派な子供を出してくれると思います。その子供たちが走る姿を見るまでは、倒れちゃいかんな、と」。一昨年9月、頸椎(けいつい)症性脊髄症で手術を受けるなど体調を崩したが、愛馬の頑張りに元気をもらった。子供の走りを見るまで活躍することが今後の大きな目標だ。
「キタサンブラック、ありがとう! ごくろうさま!」
オーナーの快活な声に送られて、誰からも愛された名馬はターフから去る。ただ、競馬場には別れの悲しみより、感謝や愛があふれていた。 (山口大輝)
★キタサンブラックの競走成績はこちら
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