中央競馬ニュース

【スポ京都金杯】キョウヘイ、今年も正月男だ!

 0   6   2,045
シェアする  x facebook LINEで送る
【スポ京都金杯】キョウヘイ、今年も正月男だ!

 関西圏は年明けの京都開催に切り替わる。その初日メインは、京都金杯(6日、GIII、芝1600メートル)。注目は末脚に磨きがかかってきた明け4歳馬のキョウヘイだ。年末も順調に調整されており、昨年のシンザン記念に続く“正月重賞V”を目指して出陣する。

 今年も正月競馬の主役を演じる。昨年、シンザン記念を制したキョウヘイが、2年連続の年明け重賞Vに向けて意欲満々。馬場開きとなった2日早朝、宮本調教師が声を弾ませた。

 「前走後の回復も早かったし、年末年始も順調に過ごせた。1年ぶりに何とか勝ちたいね」

 リゲルS4着後は、ここに目標を定め、12月28日に坂路で4ハロン53秒6-12秒7の好時計をマーク。予定通りに調教を進め、この日の“走り初め”でも、坂路をゆったりと駆け上がった。

 ダービー12着のあとは休養に充てて、10月に復帰。年長馬相手のオープン特別で3、5、4着と掲示板を確保している。特に前走のリゲルSは、スローペースで後方待機馬に厳しい流れのなか、直線でインから上がり3ハロン33秒7の末脚を駆使。勝ち馬から0秒3差の4着に食い込んだ。

 「内容のある競馬だった。道中で脚をためて、直線で内を突くレースが板についてきたね」

 トレーナーが目を細める。これはデビューからの12戦すべてに騎乗している高倉騎手が、スタイルを確立させてきたもの。馬群の外に回すと外に逃げる癖があるため、直線は馬混みを突いて闘争心を引き出すことが目的だ。その効果は顕著に表れており、重賞で勝ち負けできる水準に達している。

 デビュー時に416キロだった馬体重も、前走では過去最高の444キロまで増加。「使いながら体が増えているのがいいね。食べる量も増えている」とトレーナーは成長ぶりを強調した。

 過去10年は全て15頭以上が出走したレースながら、今年は13頭前後になりそう。「さばきやすくなるし、いいね」と師は歓迎する。昨年のキョウヘイのほかに、15年にはウインフルブルームで京都金杯を制している宮本厩舎。今年も、新春の京都マイル重賞で初笑いを目指す。 (斉藤弘樹)

★昨年はワンツー

 昨年の京都金杯は、エアスピネルブラックスピネルの4歳馬がワンツー。過去10年で8頭が連対しており、これは年齢別で最も多い。連対率22%も最上位。昨秋の重賞戦線を席巻した明け4歳世代は、この京都金杯でも大いに期待できる。



★京都金杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (6)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る