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【有馬記念】ベスト舞台で反撃!クラウン春秋GP制覇だ
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ベスト舞台で大反撃! サトノクラウンが春秋GP制覇を達成する。
前走・ジャパンC(10着)でキャリア4回目となる2ケタの大敗。アテにならないムラ馬と断じるのは簡単だが、「右回り&2200メートル以上」という2つのファクターでふるいにかけると様相が一変する。
16年京都記念V→宝塚記念6着→香港ヴァーズV→17年京都記念V→宝塚記念Vで、何と5戦4勝! 昨年の宝塚は香港遠征帰りで調整が難しかっただけに、ほぼパーフェクトといえる。適度に時計のかかるシチュエーションが合うだけに、中山芝2500メートルはうってつけだ。
堀厩舎としては異例の水曜追いをいぶかしむ声もあるが、実は昨年の天皇賞・秋(モーリス)、中山記念(ドゥラメンテ)は水曜追いでモノにしている。
「少し強めにやる必要があるということで水曜にした。先週より動きは良くなっていて、いい状態に持ってこれた」と、堀調教師は納得の表情だ。先週遅れた相手に対し、今週は馬なりで半馬身先着。体調がアップしているのは間違いない。
そして、勝利へのラストピースは“世界の”ライアン・ムーア。家族と過ごすクリスマス休暇を何より大事にしている英国紳士が本国から駆けつけるあたり、相当な手応えとみていい。
ジャパンC時はアイダホとのコンビが決まっていたにもかかわらず、志願してクラウンの追い切りに騎乗。東スポ杯2歳S(1着)以来の背中に、「年齢を重ねて、やるべきことが分かっている」と成長を実感していた。チャンピオンズCでゴールドドリームを復活Vに導いた“鬼追い”が、暮れの中山で炸裂する。
“究極の3連単”はクラウンを1着に固定。過去2年の実績からも大崩れは考えづらいキタサンブラックを2、3着に置いた12点で大勝負といく。(夕刊フジ)
★有馬記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載
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