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【有馬記念】レース展望
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今週日曜の中山メインは、待ちに待った大一番・有馬記念(24日、GI、芝2500メートル)。今年からGIに昇格したホープフルS(中山、芝2000メートル)が28日に控えているが、2017年の中央競馬を締めくくるのは、このクリスマスイブ決戦だ。GI馬5頭を含む登録16頭がいずれも重賞で名を馳せた馬たち。師走の中山で、手に汗握る攻防が繰り広げられることは間違いない。
主役はこのレースで現役生活にピリオドを打つキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡5歳)。今年は大阪杯、天皇賞春秋連覇とGIを3勝。連覇を狙ったジャパンCは、雨中の不良馬場だった天皇賞・秋の疲労が残っていた影響か、最後に踏ん張り切れず3着だったが、それでも勝ったシュヴァルグランとは0秒2差だった。4着馬は4馬身離しており、悲観する内容ではない。ジャパンCに向けての調整は併せ馬が2本だったが、この中間は7ハロンから追われた2本を含め、すでに3本の併せ馬を消化。この一戦にかける陣営の意気込みは並々ならぬものがある。
一昨年が3着で、昨年はゴール前のクビの上げ下げで2着。いずれもあと一歩のところで涙をのんだ。12万4641票を獲得し、昨年に続きファン投票1位での選出。これでグランプリは4回連続のファン投票1位だが、まだ勝利はない。昨年に続く年度代表馬の座に最も近いのは確かだが、今度こそ1着でゴールを駆け抜け、有終の美を飾りたいところだ。なお、コンビを組む武豊騎手は、有馬記念では1990年のオグリキャップ、2006年のディープインパクトをラストランVに導いている。勝てば、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカと並ぶ歴代最多タイとなるJRA・GI7勝目。JRAの歴代獲得賞金でもトップに立つ。
ジャパンCでキタサンブラックを撃破したシュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)がGI連勝に挑む。昨年の天皇賞・春3着、今年の同レースで2着、昨年のジャパンCでも3着と、大舞台でたびたび好勝負を演じていたが、7度目の挑戦だった前走で悲願のGI初制覇。ロスのない騎乗を見せたヒュー・ボウマン騎手の手綱さばきも大きかったが、この馬自身も5歳秋を迎えて完成の域に入っていた。昨年の有馬記念は直線で伸び切れず6着だったが、機動力と決め手に磨きがかかった今なら、中山コースも問題はないはず。今度はマークされる立場になるが、引き続きコンビを組むボウマン騎手がどう乗るか興味深い。
昨年の優勝馬サトノダイヤモンドと同じダービー2着馬スワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎、牡3歳)もV争いの有力候補だ。秋は始動が遅れ、アルゼンチン共和国杯での復帰だったが、初の年長馬との対戦でハンデ56キロを背負いながらも2馬身半差で完勝。GIを連戦してきた馬たちとは違い、ローテーションにゆとりがあり、上昇度という点では一番だろう。今年の3歳馬はこれまでに古馬と対戦する重賞でGI・2勝を含む10勝を挙げるハイレベル世代。そのハイレベル世代屈指の実力馬が斤量55キロで戦えるメリットは大きい。左回りの東京の方がより力を発揮できるタイプだが、1週前追い切りでは手前を上手に替えてスムーズな走りを見せており、右回りでも不安はなさそうだ。中山コースも2度目。史上19頭目の3歳馬Vの可能性は十分。ミルコ・デムーロ騎手には年間単独最多となるGI・7勝の記録がかかる一戦でもある。
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