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【東西現場記者走る】サヤカお嬢様のサプライズ走

SANSPO.COM:2017年12月8日(金) 05:04

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 2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズは、7日に出走18頭が確定した。密着取材で勝ち馬を探す連載企画『東西現場記者走る』を担当する千葉智春記者(33)は、栗東トレセンで取材に余念がない。4日目は前走の重賞で2着に逃げ粘ったサヤカチャンの陣営を直撃。ここにきてのビルドアップ、前走以上の仕上がりを感じ、穴馬としての警戒を強めた。

 昔から対女性では、最初はそれほど気にとめなくても、何度も会っているうちに気になってくる性分。今週はサヤカチャンがそうだった。月曜の全休日取材は他の馬で空振ったのち最初に取材。火、水曜も朝イチで姿を見かけた。4日目にして本格的にアタックだ。

 前走のアルテミスSは逃げて0秒1差2着。安定感に欠けるが、マイル以上は【1・2・0・0】だ。2012年阪神JFでは同じ田所厩舎のクロフネサプライズが2番手から粘って15番人気ながら2着。先行脚質のこの馬が、ますます気になる。

 追い切り翌日の様子を見に行くと、担当の杉山助手に手入れをされていた。「今日は運動だけ。テンションが上がることなく、いつも通りだよ」と状態の良さを伝える。デビュー時はテンションが高かったが、無理に押さえつけず“ここまではOK、ここからは駄目”と許容範囲を日ごとに下げながら、気性面も徐々に改善されてきた。「今もわがままな面は見せるけどね。前に行くのも自分のペースで走りたいという意志の表れ」と同助手は前向きにとらえる。

 女王様気質による先行力。その持ち味は、前走で初騎乗だった松岡騎手も心得ている。美浦の山川記者に電話すると、鞍上は「いい馬ですよ。リズム良く行かないと駄目なタイプ。逃げても2番手でもいい。できれば内枠がいい」。全て杉山助手の話と一致。加えて同助手は「能力的に差はない。人気馬が後ろで意識し合ってくれればチャンス」と展開利を見込む。

 デビュー戦で440キロだった体は前走で454キロに増え、6日の段階で474キロ。「カイバが上がることはない。前走も帰りの馬運車ですぐに食べていたよ」。この大食い女王に杉山助手は「最後まで目いっぱいに追われたのは前走が初めて。プラスに出れば」と期待を寄せた。

 中間の成長は確実な印象。前日に取り上げたコーディエライト同様、展開利によって侮れない。金曜の枠順抽選がどう左右するか…。



阪神JFの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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