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【マイルCS】ファルクス、マイル界も制圧
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今週19日は京都で秋のマイル王決定戦「第34回マイルCS」(GI、芝1600メートル)が行われる。注目はスプリンターズSを連覇したレッドファルクス。当初は芝とダートの“二刀流”で注目を集めた芦毛の切れ者が、今度はスプリント&マイルで頂点を極めるか。春の安田記念では3着に惜敗しており、今度こその期待がかかる。
スプリンターズSで史上3頭目の連覇を飾ったレッドファルクスが、マイル界制圧に乗り出す。
ダートを中心にOPまで出世したあと、昨年は芝スプリント路線で一気にブレーク。さらに今春は7Fの京王杯SCを制し、安田記念でもクビ、クビ差の3着と、さらに活躍の場を広げている。
前走Vの勢いは今も続き、8日のWコースは5F65秒9、ラスト1F12秒7の好時計。「体はまだ幾分立派だが、気持ちが入ってきて、いい感じで行けるんじゃないかと思う。馬体に柔らかみがあるのもプラス」と尾関調教師。2週前追いが遅くなる誤算はあったが、きっちり修正してきた。
JRAのスプリント&マイルGI制覇となれば史上8頭目の快挙。「さらにもうひとつ上を目指したい。マイルでどこまでいけるか。若干長いとは思うが、前走は昨年よりズブいレースぶり。対応はできるかと思う。それに(初の)京都のコース形態を意識して調教してきている」。詳しい手の内は明かさないが、昨年のスプリンターズS時には中山芝6Fの形態に似た広いDコースで追い切って、栄冠へと結びつけた戦略家。きっちり策を練っているはずだ。
昨年6月から国内に限れば(1)(1)(1)(3)(1)(3)(1)着。白い稲妻の快進撃は止まらず、マイルの壁も突き抜けられそうだ。(夕刊フジ)
★マイルCSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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