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11月11日の京都11Rで行われた第52回デイリー杯2歳ステークス(2歳オープン、GII、芝・外1600メートル、馬齢、9頭立て、1着賞金=3800万円)は、スプリントGIで2勝を挙げたビリーヴを母に持つ5番人気ジャンダルム(牡、栗東・池江泰寿舎)が、アンドレア・アッゼニ騎手に導かれて快勝。デビューから2連勝で重賞初制覇を達成した。同騎手は日本での重賞初勝利。タイムは1分36秒3(良)。1馬身1/4差の2着はカツジ(4番人気)で、さらに2馬身1/2離れた3着にケイアイノーテック(3番人気)が入った。
カクリョウがレースを引っ張り、メガリージョン、カツジ、フロンティア、ケイアイノーテック、ジャンダルムと続く展開。出遅れたロードイヒラニは最後方からのレースとなり、メガリージョンは故障発生で3コーナーで競走を中止した。直線でカツジが抜け出したが、その内からジャンダルムがグングンと伸びてかわすと、力強くゴールを駆け抜けた。1番人気フロンティアは外から伸び切れず4着だった。
ジャンダルムは、父キトゥンズジョイ、母ビリーヴ、母の父サンデーサイレンスという血統で、母ビリーヴは2002年スプリンターズS、03年高松宮記念のGI・2勝を含め重賞4勝。米国産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は2戦2勝。デイリー杯2歳Sは池江泰寿調教師、アンドレア・アッゼニ騎手ともに初勝利。
池江泰寿調教師はJRA重賞通算70勝目。2011年2月に引退した父・泰郎元調教師の重賞通算勝利数に並んだ。
◆アンドレア・アッゼニ騎手「豊さん(武豊騎手)のけがで騎乗が回ってきましたが、結果でお返しできてよかったです。直線でエンジンがかかってからのスピードがすごかったですよ。一頭になってから少しソラを使ったりと、まだ子供っぽいところはありますけど、まだ2戦目でしたし、これから成長すると思います」
★11日京都11R「デイリー杯2歳S」の着順&払戻金はこちら
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