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悲願の国内GI制覇は目前だ。29日に東京競馬場で行われる「第156回天皇賞・秋」(芝2000メートル)に、最重要ステップの毎日王冠を完勝したリアルスティールが挑む。昨年のドバイターフで海外GI制覇を果たしているが、国内では3度の2着まで。JRA初Vへ、栗東の矢作芳人調教師(56)は並々ならぬ手応えを感じている。
--毎日王冠で昨年のドバイターフ以来、約1年半ぶりの美酒。上がり3F32秒8の切れ味は素晴らしかった
矢作芳人調教師「パドックで見てデキはいいと思っていたが、仕上がりに関してはもうひとつというところがあった。それだけにあの内容は強かったし、期待以上だった。ひと叩きできたのも大きい。春は(連覇を狙ったドバイターフの鼻出血回避など)いろいろとあっただけに、本当にうれしかったですね」
--5歳秋を迎えて充実
「以前は素質だけで走っていたけど、ようやく本格化してきた感じがする。ろくに常歩(なみあし)もできなかったのに、普段の歩き方や動きが変わってきて、重厚感が出てきた。レースでの折り合いもスムーズになってきたし、前走を見ても一段と変わってきたように思う」
--25日は栗東坂路で4F52秒4、ラスト1F12秒2の好時計。僚馬に2馬身半先着した
「前半は折り合って、しまいを伸ばすように指示。いい追い切りができた。勝手に伸びていった感じで、ラストは数字以上に速かった。馬体に大きな変化はないが、息づかいは格段に良くなっている。あれだけの競馬をしたあとで、しかも初めての中2週だけど、この動きなら大丈夫だろう」
--左回りには【3・1・0・3】と良績が集中
「追い切りでもスッと伸びたように、右手前で走らせたほうがいい。左回りだと直線を右手前で走らせることになるから、合うんだと思う。今回(東京芝2000メートル)が日本のGIのなかで一番適した舞台であることは間違いない」
--昨年の秋天はぶっつけ本番で、装鞍所で激しくイレ込んでいた。それで2着は強さの証明
「診療所まで戻っても大暴れしていたから、枠場にくくりつけて鞍を着けた。あれでパドックには10分以上遅刻した。普通の馬なら終わっているところだよ。今は厩舎装鞍にしているし、去年以上にやれると思う」
--週末は台風22号が接近し、先週のように天気が崩れる可能性も
「ディープインパクト産駒特有の切れというより、(持続力で勝負したダービー馬)ディープブリランテに似ている。本当は前走のような時計の速い切れ味勝負より、もっと消耗戦になったほうがいい。雨は苦にしないし、馬場は少し軟らかくなっていいくらい。ただ、道悪に関しては他にメチャクチャうまい馬もいるからね」
--国内GIでは3歳春の皐月賞と秋の菊花賞、4歳秋の天皇賞と2着が3回。ビッグタイトルがほしい
「いいメンバーがそろったけど、ウチのもいい状態で送り出せる。このあとはジャパンCには向かわず香港遠征(カップかマイル=12月10日)の予定だけど、まずはここに全力投球だね」
■やはぎ・よしと 1961年3月20日生まれの56歳。東京都出身で父・和人は大井競馬の元調教師。名門・開成高校を卒業後、オーストラリアでの修行を経て84年から栗東トレセン入り。2004年に調教師免許を取得し、翌年に開業。10年朝日杯FS(グランプリボス)でGI初制覇を飾り、12年にはディープブリランテで日本ダービーV。14、16年にはJRA全国リーディングに輝いた。これまでに重賞26勝(うちGI3勝)を含むJRA通算511勝をあげている。
★鞍上は仏の新鋭シュミノー
前走で跨ったミルコ・デムーロ騎手がサトノクラウンに騎乗するため、リアルスティールはフランスのヴァンサン・シュミノー騎手(23)と初コンビを組む。障害競走から頭角を現した変わり種で、一昨年の仏ダービーをニューベイで制している。昨年12月から今年1月まで短期免許で初来日し、通算140戦11勝。重賞はホープフルS(マイネルスフェーン)、チャレンジC(ベルーフ)の2着が最高だった。「乗り方を見て、リアルに合うと思っていた。大きいところを勝っているジョッキーだし、乗せる以上は任せるだけ」と、矢作調教師は信頼を寄せている。
(夕刊フジ)
★天皇賞・秋の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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