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デットーリが、凱旋門賞でまたも吠えた。エネイブルこそ“最強”! 断然の1番人気になっても、チーム・オブライエンにマークされても、慌てず騒がず。世界No.1ジョッキーと、欧州最強牝馬がきっちりと自分の仕事をして、2着クロスオブスターズに2馬身半差の圧勝を演じた。
スタート直後から5頭出しA・オブライエン厩舎の数頭に絡まれ、オーダーオブセントジョージに前をカットされて掛かり気味になるシーンもあったが、じっと我慢。外に持ち出しいったん落ち着かせると、そこからVロードがパッと開けた。
直線は馬なりの手応えのまま先頭集団から抜け出し、もがく後続を一瞬にして置き去りに。まったく危なげなく、GI5連勝を決めた。
デットーリは「すごく自信があった。彼女は大きなハートの持ち主で、特別な存在だ」と喜びを爆発させ、馬上から飛び降りる得意のフライング・ディスマウント。英国の牝馬が勝つのは史上初、しかも3歳牝馬の“キングジョージ”&凱旋門賞Vも初めてなのだから、まさに“ラムタラ級”の強さだ。
武豊騎手(グリーンチャンネルで解説)が「安心して見ていられた。ちょっと掛かり気味の馬を抑えるのは本当にうまい。オブライエン厩舎の2頭をうまく使っていた」と、その腕を褒めちぎる。12年に薬物使用で半年間の騎乗停止処分を受けるなど苦難の時期もあったが、本拠地外のフランスで最大レースを5勝すること自体が規格外。エネイブルというパートナーを得て、完全にNo.1に返り咲いたといっても過言ではないだろう。
最強牝馬は来年も現役を続行する見込み。ゴスデン調教師は、「今年もう1走するのは間違いだろう。3歳牝馬には厳しすぎるから。来年、新装のロンシャンで連覇に挑戦できれば素晴らしいね」とコメントした。来年も世界の壁は厚い。日本馬の前に再び、エネイブルが立ちはだかりそうだ。
エネイブル 父ナサニエル、母コンセントリック、母の父サドラーズウェルズ。鹿毛の牝3歳。英国=ジョン・ゴスデン厩舎所属。英国産。馬主はアブドゥッラー殿下。戦績8戦7勝。重賞は17年英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークスに続く5勝目で、すべてGI。凱旋門賞は、ジョン・ゴスデン調教師は15年ゴールデンホーンに次ぐ2勝目。(夕刊フジ)
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