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【有馬記念】フォゲッタブル絶好の動き!!
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有馬記念の追い切りが23日行われ、女帝エアグルーヴを母に持つ良血3歳馬フォゲッタブルが絶好の動きを見せた。栗東ポリコースで6ハロン80秒6、終い11秒6で併せた相手に余裕の先着。本紙記者の評価は1頭だけ15点満点の「S」だ。新コンビとなる仏のクリストフ・ルメール騎手(30)は「チャンスはある」とディープインパクトを倒した05年の再現を狙っている。
出走予定馬へ
初めてコンビを組むフォゲッタブルの感触を確かめたルメール騎手が、顔を輝かせながら賛辞を贈った。
「エクセレント!」
注目の最終追い切りは、凍てつくような寒さの中、滋賀・栗東トレセンで行われた。坂路で軽いウオーミングアップ後にポリトラックコースに移動。パートナーのメジロラフィキ(せ4、1000万下)を4馬身ほど追走。直線入り口で外から近づき、ラスト1ハロンで軽く仕掛けると並んだのはほんの一瞬。楽な手応えのまま突き放し2馬身半の先着。雄大なフットワークはブレがなく、弾力性に富む走りは、素質開花を完全に印象づけた。
「ファーストコンタクトは非常に大事だが、フレンドリーだった。すごく乗りやすくて、いいフットワーク。いいコンディションだと思う」とルメール。池江泰郎調教師は「上手に併せ馬ができた。最近は調教も走るようになり、軽い動きになった」と目を細めた。
母は97年の天皇賞・秋を優勝し、女帝と呼ばれたエアグルーヴ。07年の1歳セレクトセールで2億4500万円(税抜き)の高額で落札されたが、3歳春は馬体の成長が遅れていたため、大舞台に縁がなかった。しかし、夏に競馬を使いながら鍛えて「よく乗り越えてくれた。牡馬らしい体つきになった」とグンとスケールアップ。菊花賞で2着に食い込むと、前走のステイヤーズSは1番人気で完勝した。
「何とかエアグルーヴの子、と言えるようになってホッとしている」。そう話す池江郎師が選んだのは暮れの頂上決戦。「これからの馬なので、よく見ておいてください」。ディープインパクトを育てた名伯楽の目が光る。ルメールも「今回はジャパンC組など最上級の馬は出ていない。GIを勝つ力はあると感じているし、チャンスはある」。そのJCは初騎乗のウオッカに追い切りから騎乗。15点満点のS評価でレースに臨み、JRA初の7冠牝馬達成をアシストした。26日まで騎乗停止だが、有馬記念に備え、勘を鈍らせないよう調教の騎乗を続けてきた名手も意欲満々だ。
さらに05年有馬記念で無敗3冠馬ディープに初めて土をつけたのが、ルメールのハーツクライ。その時もハーツの追い切りで「エクセレント」と表現していた。あれから4年が経ち、金子真人オーナー、池江郎厩舎で担当スタッフもディープと同じ素質馬で、ルメールは2度目のグランプリ制覇に挑む。「『今度はボクがお返しをする番だよ』と言ってくれた」。笑顔を見せた池江郎師は、仏の名手の言葉を頼もしく受け止め、静かに闘志を燃やしている。(下村静史)
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