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今週は秋のGI開幕戦・スプリンターズS。連載企画『東西現場記者走る』を担当する東京サンスポの千葉智春記者(33)は、栗東トレセンを奔走中だ。2日目は産経賞セントウルSの勝ち馬ファインニードルに熱視線を送った。3走前の水無月Sで、GI馬と並ぶコースレコードでV。今年7戦消化も、進化の真っ最中で、重賞初制覇の勢いでGI戴冠も見えてきた。
汗ばむほどの陽気だった火曜は、ファインニードルに注目した。前走の産経賞セントウルSを好位から楽々と抜け出して快勝。無論“社杯”の初代勝ち馬だからというだけではない。圧巻だったのが3走前の水無月S。好位から悠々と押し切ったが、Vタイム1分7秒1は2002年セントウルS(ビリーヴ)、07年同(サンアディユ)と並ぶコースレコードで、各勝ち馬は続くスプリンターズSで1、2着した。持ち時計もビッグアーサーに次ぐ2位で、名スプリンターになる資質を備えている。
全休日明けは坂路(4ハロン63秒5)で軽快な脚取り。厩舎へ行くと、調整役の鵜木助手がバイクにガソリンを入れていた。今年8戦目のファインニードルも、ガス欠になっていないか気になっていたが、不安は一掃された。
「カイバは食べるし、調子はいい。きょうも元気が良かったからね」
ここにきての急成長に同助手も驚くばかりだ。水無月Sについて聞くと「調子は良くなかったんですよ。でも57・5キロを背負って、時計も速かった。なんでやろ?ってね」。そして、北九州記念の前には動きが抜群に良化。「M・デムーロ騎手も“インプルーヴ(良くなった)”と10回くらい言っていた。そこがピークかと思っていたら、セントウルSでもお釣りがあった。想像以上に成長している」。馬体も前走から約20キロ増と、ビルドアップが著しい。
今回は内田騎手へバトンタッチ。27日の追い切りに騎乗する予定で、鵜木助手は「感触をつかんでくれれば。ベテランですし、中山もよう知っているでしょうから」と期待を寄せる。1200メートルは阪神【3・1・0・0】、中山【1・0・0・1】。右回りで直線に坂のあるコースはめっぽう強く、中山を主戦場とするジョッキーへ期待は高まる。
前走も立ち遅れたようにゲートの出は速くないが、二の脚が利く。「押して行っても好位ですぐ折り合う。控える競馬を覚えさせようと1400メートルを使っていたことが今に生きている」。成長と経験がかみ合った今なら、GIに手が届きそうだ。 (千葉智春)
★スプリンターズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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