まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
夏競馬最大のレース、札幌記念が17日に確定した。ただ一頭の木曜追いとなったマウントロブソンには、来日したばかりのジョアン・モレイラ騎手(33)=ブラジル出身、香港拠点=が騎乗。僚馬にあっさりと1馬身半先着した。この動きには“マジックマン”も合格点のジャッジ。復調気配の素質馬が、心強い相棒を得て飛躍を果たそうとしている。
北の大地から、人馬ともに飛躍へ。9カ月ぶりで福島テレビOPを快勝したマウントロブソンが、モレイラ騎手を背に札幌のダートコースで力強い走りを披露した。香港の名手も、手綱から伝わる感触にご満悦だ。
「すごくいいフィーリング。テンションが高くなったけど、困るほどではない。元気がいいという感じだね。併せてからの反応も良かった」
朝5時半の馬場開場直後に登場。涼しげな風が吹き込む中、半マイルからサトノヴィクトリー(3歳未勝利)を2馬身追いかける。リズムのいい脚取りで、4コーナーで内へ。馬なりで僚馬を抜き去ると、4ハロン54秒8、3ハロン39秒6-12秒6で1馬身半先着した。
11日の輸送まで、美浦トレセンで入念な乗り込み。「順調に仕上がっています。休養明けを使った後も反動はなく、前走より状態もいい」と小林厩務員も自信のデキだ。
手綱を託されたモレイラ騎手は、3季連続のリーディングに輝いた香港のNO・1ジョッキー。日本でも【26・19・8・36】で勝率29・2%、連対率50・6%と破格の数字を残すなど、その技量は世界中に知られている剛腕だ。
日本馬の海外挑戦でもGI4勝。サトノクラウン(香港ヴァーズ)、ネオリアリズム(クイーンエリザベス2世C)をGI初制覇に導くなど、その“神騎乗”ぶりは日本のファンにも浸透している。「カミキジョウ? ナイスなニックネームだね。ありがたい」と名手は笑顔を見せつつ、切なる思いもある。「昨年はモーリスに乗って2着。悔しかった。札幌記念は勝ちたいレースになった。日本ではまだ重賞を勝っていないし、今回は取りたい」と雪辱&初タイトルへ意欲を燃やす。
「しまいの脚がすごくいいし、非常にポテンシャルは高い。スムーズに流れに乗れれば、チャンスはある」。マウントロブソンの持ち味を生かし切り、札幌のファンを魅了する。 (千葉智春)
★札幌記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
モレイラ・メモ ◆連勝 昨年の8月27日・札幌12Rから翌28日の札幌9Rまで、騎乗した7頭ですべて1着。JRAでは武豊騎手に次ぐ、史上2人目の騎乗機会7連勝を成し遂げた。今年3月5日には、香港・シャティンで一日8勝を記録している。 ◆毎年記録更新 現在の拠点である香港では、2014/15シーズンに145勝を挙げて従来の年間最多勝記録(114勝=ホワイト騎手)を大幅に更新。15/16シーズンは168勝、16/17シーズンは171勝を挙げ、自身の記録を次々と塗り替えている。 ◆雷神 “マジックマン”のニックネームがついているが、香港では漢字で「雷神」というあだ名も。すさまじい勝ちっぷりと、モレイラの漢字表記である「莫雷拉」が由来とされる。
ジョアン・モレイラ(Joao Moreira) 1983年9月26日生まれ、33歳。ブラジル出身。2000年に同国でデビューし、13年からは香港を拠点。“マジックマン”と呼ばれる鮮やかな手綱さばきで、香港で14/15シーズンから3年連続リーディング首位。日本馬ではモーリス(16年チャンピオンズマイル)、サトノクラウン(16年香港ヴァーズ)、ヴィブロス(17年ドバイターフ)、ネオリアリズム(17年クイーンエリザベス2世C)でGI4勝。15年にワールドオールスタージョッキーズ優勝。JRA89戦26勝。1メートル65、52キロ。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|