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【レパードS】エピカリス“NYのうっぷん”晴らす!
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新潟のメーンは真夏の3歳砂王決定戦「第9回レパードS」(8月6日、GIII、ダ1800メートル)。“NYの悪夢”を振り払いたい、大物エピカリスが参戦する。海外遠征、しかも取消明けの難しい局面とはいえ、UAEダービー2着の実績からも断然の主役だ。
エピカリスは米クラシック3冠最終戦のベルモントSを目標に渡米したが、右前脚に違和感が出て無念の出走取消。ルメール騎手も戦前、「3戦目で向こうの馬は疲れている。チャンス」と色気を持っていただけに、大魚を逸した感が強い。
ここは仕切り直しの一戦。国内の4戦はすべて1番人気でいまだ無傷の華々しい経歴からも、海外遠征明け初戦でも落とせない雰囲気が漂う。さらに、負けられない背景がもうひとつある。
3歳ダートの頂点である今年の交流GIジャパンダートダービーを、7年ぶりに地方馬(ヒガシウィルウィン)に奪取された。つまり、同世代の中央ダート勢のレベルは例年に比べて低い。国内の3歳限定戦で星を落とすようなことがあれば、海外リベンジは夢のまた夢になってしまう。
それだけに、「帰国してからも体を緩めずに調整して、継続していい状態を保てている」と萩原調教師は言う。注目の1週前追いも少し仕掛けられただけで、Wコース5F65秒5、ラスト1F12秒4の絶好時計を叩き出している。
以前からルメールは、「スタートからラストまでスピードが落ちない」類いまれなセールスポイントを強調。スピード系と相性抜群の新潟ダ1800メートルも望むところで、ここはひとまず溜飲を下げるシナリオが濃厚だろう。(夕刊フジ)
★レパードSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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