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7月23日の中京11Rで行われたサマーマイルシリーズ(全3戦)の第1戦、第65回中京記念(3歳以上オープン、GIII、芝1600メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、津村明秀騎手騎乗の5番人気ウインガニオン(牡5歳、栗東・西園正都厩舎)が快勝。3連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分33秒2(良)で、2015年にスマートオリオンがマークしたI分33秒4(良)を0秒2上回るレースレコード。2馬身1/2差の2着はグランシルク(2番人気)で、さらにアタマ差の3着にブラックムーン(1番人気)が入った。
ハナを奪ったのはトウショウピストで、離れた2番手にウインガニオンがつけ、スーサンジョイ、マイネルアウラート、ピークトラムなどが続いた。ワンアンドオンリーは後方2番手で、ブラックムーンは最後方。ウインガニオンは4コーナーで先頭に立つと、直線ではそのまま内ラチ沿いに力強く脚を伸ばし、後続の追撃を退けた。内を突いたブラックムーンが2番手に浮上していたが、外から伸びてきたグランシルクがアタマ差でかわして2着へ。4着はアスカビレン(4番人気)だった。
ウインガニオンは、父ステイゴールド、母チャンネルワン、母の父ポリッシュネイビーという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は22戦8勝。中京記念は、西園正都調教師は2014年サダムパテックに次いで2勝目。津村明秀騎手は初勝利。
◆津村明秀騎手「(この日の中京で)前のレースを見て、イチかバチか(直線で」最内を行こうと思いました。さすがに最後の100メートルは脚が上がりましたが、根性のある馬ですからね。僕らが思っているより何倍も力を付けているので、今後も楽しみです」
★23日中京11R「中京記念」の着順&払戻金はこちら
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