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サマーマイルシリーズ初戦の中京記念が、今週末の日曜に中京競馬場で行われる。7度目の重賞挑戦で初勝利を狙うのが、5歳牝馬のアスカビレン。暑さに強い夏女が、デキのよさを生かして牡馬勢を一蹴する。
全身にまとわりつくような熱風さえ心地いい。大好きな夏本番を迎え、アスカビレンの調子が右肩上がりだ。担当の中沢厩務員は、馬房の中から顔をすり寄せて甘える相棒の好気配を伝える。
「ヴィクトリアマイル後に少し間隔をあけて疲れは取れました。夏場は特に具合がよくて、別馬みたいです。息遣いや毛づやがいいですね」
『夏は牝馬』という格言が当てはまるタイプだ。7~9月は、これまで4戦3勝。唯一の敗戦は、直線で大きな不利があった一昨年の有松特別(1000万下)8着だけで、昨年は8月の博多S(1600万下)を勝ってオープン入りを決めた。
世話役は「9月になると冬毛が伸びてきて、秋華賞(2015年7着)やエリザベス女王杯(16年10着)のころはボーボーだった。それが能力に影響しているとは思わないけど、今は本当に具合がいい」と夏女ぶりを感じ取っている。
また、「普段から動じるところがなくて貫禄がある」(中沢厩務員)ので牡馬相手でも気後れはない。2走前の六甲S(OP)では、男馬を蹴散らして鮮やかな差し切りV。前走のヴィクトリアマイル13着は道悪馬場で切れ味をそがれたが、はまったときの切れ味は一級品だ。ハンデは54キロと、大きなアドバンテージもある。牝馬の優勝は1999年のエリモエクセル以来ないが、近5年では12年にショウリュウムーン(6番人気)、15年にアルマディヴァン(13番人気)が人気薄で2着。高配を呼び込む存在としても侮れない。
中沢厩務員は「自分の競馬ができるかどうか、というタイプ。何とかひとつ重賞を勝たせてあげたい」と力を込める。
夏を愛する心強きアスカビレンが、中京のターフでかれんに花を咲かせる。 (川端亮平)
★中京記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★展望
ハンデ差があまりなく、混戦ムード。米子Sをレコードで勝ったブラックムーンが中心となりそうだ。重賞でハンデ57キロと楽ではないが、前走と同じ斤量だけにチャンスは十分ありそうだ。グランシルクは重賞未勝利だが、京王杯SC3着を見ても大きな力差はなさそう。3年前のダービー馬ワンアンドオンリーは、横山典騎手の進言で久々のマイル参戦となった。不振脱出のきっかけとなるか。連勝中のウインガニオン、久々を叩かれたグァンチャーレ、決め手のあるアスカビレンも侮れない。
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