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第14回東京スポーツ杯2歳S(21日、東京11R、GIII、2歳オープン、馬齢、芝1800メートル、1着本賞金3200万円=出走17頭)小牧太騎乗で1番人気に推されたローズキングダムが、トーセンファントムとのマッチレースをアタマ差制して快勝。デビュー2連勝で重賞初Vを決めた。1分48秒2(良)。次走は2着トーセンファントムともども朝日杯フューチュリティS(12月20日、中山、GI、芝1600メートル)に向かう見込み。
小牧太とクリストフ・スミヨン。豪快なアクションで追う2人が直線で激しい叩き合いを繰り広げる。長く続いた勝負は、内のローズキングダムがゴールでわずかに抜け出し決着した。 「馬がすごく頑張ってくれましたね。自在性と落ち着きがあって、すごく楽しく乗れる馬です」 小牧太騎手が満面の笑みを浮かべる。好スタートから好位置をキープ。流れが落ち着いた瞬間に行きたがったが、すぐに折り合えるセンスが光る。非凡な根性も見せての重賞勝ちは、着差以上の内容の濃さだ。 クラシックを占う重要な一戦は、勝ち馬がラジオNIKKEI杯2歳S(12月26日、阪神、GIII、芝2000メートル)に向かう例が多くなっていた。しかし、橋口弘次郎調教師は「リディルがあんなことになってしまったのでね…。リディルがいれば朝日杯を任せるつもりでしたが、やはりGIですから、朝日杯FSに行きたいと思っています」と宣言。左第1趾骨複骨折で戦線離脱したデイリー杯勝ち馬の分まで期待をかけている。 トレーナーは「マイルでも大丈夫だし、距離が延びてもいい。この一族で一つくらいは(GIを)獲りたいね」と意欲満々。小牧も「東京のGIに行ければいいですね」と来春の晴れ舞台に視線を向ける。バラ一族から現れた待望の牡馬の大物ローズキングダム。まずは2歳王者、そしてクラシックへと、胸を張って王道を歩んでいく。(黒田栄一郎)
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