最新競馬ニュース

【エプソムC】ヒストリカル9Fで末脚炸裂


©サンケイスポーツ


 2,515  2  0

 “9Fのスペシャリスト”ではなく、“9Fはスペシャリスト”。ヒストリカルの一芸に賭ける価値は大いにある。

 それぞれの武器に加えて、さらに底力も求められるのが10F。逆に9Fは一芸のみで一点突破できてしまう、“軽い距離”とでも表現すればいいか。9F経由の過去の連対馬を紐解いていけば、その理由がハッキリとする。

 10年2着シルポート=スピード、11年2着エーブチェアマン=末脚、15年1着エイシンヒカリ=スピード、同年2着サトノアラジン=末脚、といった具合。極端なタイプの多さに驚かされるほどで、要は何らかの武器さえあれば持ちこたえられる距離だということだ。

 ヒストリカルが前記エーブ、サトノと同じ典型的なザ・末脚タイプであることは誰もが一致するところ。さらに昨年以降の戦歴を示せば、10Fより9Fにより可能性があるのが歴然とする。

 10Fは(9)(12)(8)(14)着とサッパリなのに対し、9Fは(6)(3)(6)(2)(4)着。しかも9Fのほうには同距離の最高峰・スーパーGII毎日王冠3着がしっかりと含まれている。

 8歳を迎えてもその一芸がさびついていないことは、前走・メイSでマークした究極の上がり3F32秒7で証明済みだ。「あのスローペース(前半3F36秒6)ではどうしようもない。そんななかでもしっかり脚は使っているんだから」と、音無調教師も言う。

 勝ち馬タイセイサミットより3キロ重いハンデを背負っていたことを思えば、十二分にここへつながる内容ととらえるべきだろう。

 マイネルミラノが早めに動いて、アストラエンブレムも積極策を示唆。前にかなり動きがありそうな今回は、絶好の“一芸ペース”ができあがる可能性さえある。いよいよ大外一気を拝めるときがきた。

 “究極の3連単”は強気にアストラエンブレムとの1・2着固定。(夕刊フジ)

エプソムCの枠順はこちら 調教タイムも掲載

 ナイス!(2

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

3月31日()
大阪杯 G1
3月30日()
ダービーCT G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

3月24日()
高松宮記念 G1
マーチS G3
3月23日()
日経賞 G2
毎日杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
» もっと見る