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【プリンシパル】アンビシャスがダービー切符獲得
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9日の東京11Rプリンシパルステークス(3歳オープン、芝2000メートル、1着馬に日本ダービーの優先出走権)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気アンビシャス(牡、栗東・音無秀孝厩舎)が直線で抜け出して快勝。見事にダービー(31日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分0秒2(良)。
大外枠のマルターズアポジーが鋭いダッシュでハナを奪い、後続を引き離した大逃げを打つ。離れた2番手にマイネルシュバリエがつけて、シーサイドジャズ、フォワードカフェが続いた。人気のアンビシャスは後方の外めを追走。マルターズアポジーだけがハイペースで飛ばし、他はマイペースを保ったが、マルターズアポジーは4コーナーで早くも失速し、マイネルシュバリエが先頭に躍り出る。しんがり人気のマイネルシュバリエが後続を突き放してリードを広げ、場内はざわめいたが、人気のアンビシャスが直線半ばからグイグイと接近。ゴール前できっちりと抜け出して人気に応え、ダービーの優先出走権を手に入れた。1馬身差の2着に8番人気のケツァルテナンゴが入り、さらに3/4馬身差の3着に18番人気のマイネルシュバリエが粘り込んでいる。
アンビシャスは、父ディープインパクト、母カーニバルソング、母の父エルコンドルパサーという血統。通算成績は5戦3勝となった。
ルメール騎手は「よかったです。バックストレッチでかかりましたが、4コーナーではリラックスしていました。直線は後ろの馬が来ましたが、ラスト300メートルはすごく走りました。2400メートルは3歳馬にとって難しいレースですが、アンビシャスはいい馬。チャンスはあります」と流れる汗をぬぐいながら、笑顔を見せていた。
★9日東京11R「プリンシパルステークス」の着順&払戻金はこちら
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