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【天皇賞・春】血統診断

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 ステイゴールド産駒のフェノーメノが連勝中。ステイはサンデーサイレンス系種牡馬の中でも特にスタミナと勝負強さに優れ、産駒は天皇賞・春と菊花賞の長距離GIを2勝ずつしている。

 史上初のJRAの平地同一GI3連覇を目指すフェノーメノを中心視する。6歳となったが、父は7歳の引退レースでGI初制覇。伯父のインディジェナスは6歳時にジャパンCで2着と好走し、一族は年齢を経ても高いパフォーマンスを発揮する。

 同じステイ産駒ゴールドシップは、母の父がメジロマックイーンという成長力に富む“黄金配合”。6歳になっても能力の落ち込みはなく、GI6勝目を狙える。

 上がり馬アドマイヤデウスは芝、ダートでGI7勝を挙げたアドマイヤドンの産駒。父は菊花賞でも4着になっている。祖母アドマイヤラピスは京都芝3000メートルのオープン・嵐山Sを勝ち、ステイヤーズSで2着。スタミナに優れ、3200メートルも克服できる。

 このレースも勝ったディープインパクトは、産駒は芝3000メートル以上で未勝利だが、2013年にトーセンラーが2着に好走。キズナは近親に菊花賞&天皇賞・春を勝ったビワハヤヒデ、3冠馬ナリタブライアンの兄弟がおり、3200メートルに対応できる下地はある。

 他のディープ産駒ではラストインパクトキズナの近親で、底力とスタミナは十分。デニムアンドルビーエリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーが伯母で、本質的に中距離型だが、距離適性の幅は広い。

 サウンズオブアースネオユニヴァースの産駒でレースがうまく、スピードと持久力に優れる。半兄ドミニカン(父エルコレドール)は米GIブルーグラスSの勝ち馬と、母系に底力もある。

 昨年2着ウインバリアシオンの父はハーツクライ。スピードとスタミナに優れた産駒は成長力にもたけ、7歳になっても活躍が期待できる。フェイムゲームは近親にステイゴールド。母系はタフさもあり、スタミナ比べになると浮上する。 (血統取材班)

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