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25日の東京9R新緑賞(3歳500万下、芝2300メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気マッサビエル(牡、美浦・小笠倫弘厩舎)がゴール前で外から鮮やかに差し切ってV。人気に応えた。タイムは2分21秒6(良)。
ミコラソンが押し出されるように先頭に立ち、ニシノマジックが2番手。さらにラウレアブルームがインから好位につけ、その外をコアプライドが追走した。人気のマッサビエルは後方のインで脚をためる競馬。淡々とした流れでミコラソンが単騎で逃げたまま直線を迎える。前半余裕をもって逃げたミコラソンが後続の仕掛けを待って追い出すと、しぶとい伸び脚を披露。そのまま押し切るかと思われたが、大外に持ち出したマッサビエルが坂を上がってから力強い末脚で一気に差し切って人気に応えた。2馬身差の2着には3番人気のミコラソンが逃げ粘り、さらに1/2馬身差の3着には6番人気のサブライムカイザーが入っている。
マッサビエルは、父ハービンジャー、母メジロルルド、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は3戦2勝となった。
戸崎騎手は「ゲートでテンションが高く、スタートはもっさりでしたが、乗りやすい馬でしたし、しまいの脚はすごかったですね。今後が楽しみですよ」と豪快な差し切り勝ちを高く評価していた。
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