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今週は牡馬クラシック初戦の皐月賞(GI、芝2000メートル)が中山日曜メーンとして開催される。桜花賞がルージュバック(9着)の一強ムードだったのに対し、混戦模様だ。1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』は、大阪サンスポの川端亮平記者(32)が担当。初日はフジテレビ賞スプリングS2着のリアルスティールに注目した。敗戦を糧に調教を強化し、反撃態勢を整えている。
13日朝は栗東トレセンで冷たい雨のなか、桜花賞馬レッツゴードンキの一夜明け取材からスタート。牝馬と牡馬の違いはあるが、クラシック初戦つながりの皐月賞を読み解くヒントはないかと、同馬でJRA・GI初制覇を達成した梅田調教師に迫った。するとビビッとくる言葉があった。
「負けて強くなることもある。負けた原因を探して、修正することができる。そこが無敗馬とのキャリアの差になる」
5戦1勝だった馬を桜の女王の座に就かせたのだから、説得力がある。
確かに、好結果が出ているときは修正点を明確に見いだしたり、新たなことを試したりするのは難しいもの。その結果、進化が阻まれる可能性もある。その点ではリアルスティールにとって、デビューから2連勝後にスプリングSで2着に敗れたことは、これから飛躍を遂げるために必要だったのかもしれない。
主戦の福永騎手は1週前追い切り翌日の9日、「前回は馬なりの調教しかしていなくて太かった。ただ、長距離輸送で2回とも体重が減らなかったから、今回はもう少し馬を作っていける。修正できる」と話していた。矢作調教師やスタッフと協議し、この中間は攻め馬を強化している。
8日の1週前追い切りはCWコースで併せ馬を敢行。大きく先行したタイセイドリーム(1600万下)を追走し、直線でも外を回って一杯に追った。半馬身遅れたが、不良馬場で6ハロン80秒9-11秒8の猛時計を出し、しっかり負荷をかけたことに意味がある。
13日朝に取材した柿崎助手は「1週前は今までで一番、きつい追い切りだったけど、疲れも出なくてケロッとしていた。日曜も折り合いがついた上でグッとハミを取り、思った以上に時計(坂路4ハロン54秒8)も出ていた」と好気配を伝える。
負けて強くなる-。リアルスティールからは前哨戦をひと叩きした以上の上積みを感じた。 (川端亮平)
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現場記者走る 昨年春から始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。レース当日の日曜付の紙面で結論を出す。
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