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【阪神大賞典】ゴールドシップが3連覇を達成!
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22日の阪神11Rで行われた第63回阪神大賞典(4歳上オープン、GII、芝3000メートル、10頭立て、1着賞金=6500万円、1着馬に天皇賞・春の優先出走権)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ゴールドシップ(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎)が直線で抜け出して快勝。同レース3連覇を飾った。タイムは3分5秒9(良)。
この条件では、やはり負けられない。得意の阪神3000メートル。昨年、一昨年に続いてゴールドシップが堂々と押し切り、貫禄を見せつける3連覇を果たした。
レースはスズカデヴィアスとメイショウカドマツが先行争い。序盤はやや速い流れとなる。3番手はラブリーデイとフーラブライドが続き、注目のゴールドシップは6番手で内デニムアンドルビーと併走する形になった。スズカデヴィアスが単騎逃げの形に持ち込んで、レース中盤ではペースダウン。後続も差を詰め、ほぼ一団となって進む。2周目3コーナーではゴールドシップが進出を開始。3番手の外に押し上げ、仕掛けのタイミングをうかがう。これにつれて後続の馬も差を詰めて直線へ。満を持して仕掛けたゴールドシップが抜け出すと、外からデニムアンドルビーがただ1頭、食い下がる。3番手以下は離されたが、最後まで脚いろが衰えないゴールドシップがデニムアンドルビーを振り切ってV。人気に応えて10度目の重賞勝ちを果たした。1馬身1/4差の2着が7番人気のデニムアンドルビー。2着から3馬身差の3着が2番人気のラストインパクトだった。
ゴールドシップは、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ、母の父メジロマックイーンという血統。北海道日高町・出口牧場の生産馬で、合同会社小林英一ホールディングスの所有馬。通算成績は24戦12勝(うち海外1戦0勝)。重賞はGIII共同通信杯、GI皐月賞、GII神戸新聞杯、GI菊花賞、GI有馬記念(2012年)、GII阪神大賞典、GI宝塚記念(13年)、GII阪神大賞典、GI宝塚記念(14年)に次いで10勝目。須貝尚介調教師は13、14年ゴールドシップに次いで阪神大賞典3勝目、岩田康誠騎手は08年アドマイヤジュピタ、14年ゴールドシップに次いで3勝目。
岩田騎手は「本当に強かったです。のびのびと走らせることを心掛けましたが、最後までよく頑張ってくれました」とパートナーを称えていた。今後は放牧に出される予定で、次走については「未定」(須貝調教師)となっている。
★22日阪神11R「阪神大賞典」の着順&払戻金はこちら
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