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ついに歴史が動くか。16日に中山競馬場で行われる牡馬クラシック第1冠「第77回皐月賞」(GI、芝2000メートル)で、牝馬として69年ぶりの優勝を目指すファンディーナが12日朝、栗東トレーニングセンター(滋賀県)の坂路で落ち着き払った姿を見せた。5馬身差圧勝したフラワーCから中3週、気持ちの高ぶりを見せない女傑候補は悠々と牡馬斬りに挑む。
69年ぶりとなる牝馬による皐月賞Vが、いよいよ現実味を帯びてきた。それほどファンディーナの最終追いは、“3歳牝馬=危ういテンション”とは一線を画す、ベテラン牡馬のような隙のないものだった。
いつものように栗東の坂路で2本。滑らかだった1本目(4F77秒4)のあと、2本目はインヘリットデールを目標にインからスタートした。力む素振りはこれっぽっちもなく、4F手前で早くも射程圏内に入れた。
誰が見てもひと目で分かる雄大なフットワークは流麗そのもの。最後に少し仕掛けられると、楽に3馬身突き放した。4F54秒5、ラスト1F13秒1は平凡だが、前日の雨が残った重い馬場だけに、ネガティブなイメージはない。調教チェッカーズも満足のA評価だ。
「馬場が酷い状態なので正直、安全に乗ってほしかった。無理なく、いい内容。調教で能力アップを考えずに保つ感じです」と高野調教師。加えて、情緒が不安定になりやすいこの時季の牝馬を思えば、「出そうと思えばとんでもない時計が出る」タイプをそこまで時計にこだわらせないのも当然のこと。さらに別の理由もあった。
「先週の坂路は2Fまで新しいチップに切り替わっていたが、今週はそれが4Fまで新しくなった。滑るのが嫌だったので、無理をしたくなかった。穏やかにコトを運びたかったので」と笑み。
圧勝したフラワーCから中2週の桜花賞ではなく、中3週の皐月賞を選択したローテーションも追い風となっている。
「中2週と中3週ではまるで違う。最初の1週間を回復期に充てられ、2週目からリスタートできる。牝馬は特にそう」とプラス1週の恩恵を噛みしめる。中山への長距離輸送を再度挟むことになっても、最も可能性のある臨戦過程だろう。
「潜在能力はすごいものを感じる。牝馬なので完成はまだ、素質だけで勝っているが、パンとしてきたらどれだけすごくなるのか。能力があっても競馬で出せない馬はごまんといるが、この馬は素直に走れて自分の能力を出せると新馬戦で分かった。輸送を心配した前走も馬房で落ち着いていた。それで“大丈夫かな”と。乗り役の意のままに動けるので、どんなペースでも大丈夫」
高野調教師は一昨年のジャパンCを14年秋華賞馬ショウナンパンドラで勝った実績もある。「牡馬相手で不確定要素はあるが、そこでも堂々としていたらたいしたものだね」。正真正銘の“化け物”牝馬誕生へ-刻々と時計の針が動きだした。
★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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