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【チューリップ】ブチコ登場!“桜切符”獲得へ

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【チューリップ】ブチコ登場!“桜切符”獲得へ

 JRA(日本中央競馬会)で2勝しかしていない3歳牝馬が競馬ファンの注目を集めている。その名も「ブチコ」(栗東・音無厩舎)。競走馬としては珍しい白毛にブチ模様のルックスに加え、走りの実力も折り紙付きだ。今週末の7日には春のクラシックレース、桜花賞の出走権をかけてチューリップ賞(阪神、GIII、芝1600メートル)の舞台に上がる。

 ブチコは昨秋の新馬戦(10月25日・京都)から3戦目まで芝のレースに出走して敗れたが、4戦目でダート(砂)を使って一変。後続を8馬身ちぎる圧勝劇をみせ、続く500万下も3馬身半の差をつけ連勝した。

 白毛馬は個体数が少なく存在自体が希少だ。JRAの2010年の調査では約24万頭いたサラブレッドのうち白毛馬はたった19頭(うちデビュー前3頭)。そのうち、JRAで勝ち星を挙げていたのはホワイトベッセルとユキチャンの2頭しかいなかった。

 春のクラシックにも縁がなく、唯一、ユキチャンが3歳GIの秋華賞に出走したが、17着に沈んだ。その後、マシュマロ、マーブルケーキといった白毛馬がそれぞれ2勝、1勝したが、春の大舞台には立てなかった。

 白毛馬には以前、「体が弱い」というイメージが競馬関係者の間で持たれていたが、JRAの獣医関係者は「鹿毛や栗毛などに比べ数が圧倒的に少ないだけで、そんな個体差はない」と話す。

 ブチコはまだダートでしか強い勝ち方をしていないところを不安視する見方があるが、キョウエイマーチの例もある。

 1996年秋の初戦、阪神ダート1200メートル戦が2着に1秒7差をつける圧勝、続く芝の条件戦で3着に敗れ、また砂に戻って1秒6差をつける完勝劇。ここで芝に見切りをつけず、もう一度芝を試した97年2月の京都エルフィンS(芝1600メートル)を半馬身差で制して、その年の桜花賞制覇につなげた。

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