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【大阪杯】これが年度代表馬!キタサン初代王者
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第61回大阪杯(2日、阪神11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2000メートル、1着本賞金1億2000万円=出走14頭)昨年の年度代表馬が貫禄を見せつけた。武豊騎乗の1番人気キタサンブラックが、3番手から直線で抜け出してGI4勝目を挙げた。タイム1分58秒9(良)。オーナー(名義は有限会社大野商事)で歌手の北島三郎(80)はレース後、年内の引退を撤回、来年も現役を続行することを明かした。GI大阪杯の初代王者はこの後、天皇賞・春(30日、京都、GI、芝3200メートル)で連覇を狙う。
自然と出たガッツポーズに、この一戦にかける思いが詰まっていた。キタサンブラックが先頭でゴールを駆け抜けると武豊騎手は右手に持ったムチを振り上げ、喜びを爆発。しばらくすると今度は左拳を握りしめ、勝利の味をかみしめた。
「自然と出ました。これだけの馬ですし、昨年は年度代表馬のタイトルも取ってファンも多い。責任を感じていましたし、ホッとしましたね」
GI昇格を祝うように、晴れわたった阪神競馬場。約4万7000人のファンの前で、堂々と“初代王者”に輝いた。 好発を決めて、3番手を進んだ。マルターズアポジーが7馬身ほど離す逃げを打ったが、慌てず騒がずマイペースを貫いた。3コーナーから徐々に差を詰めていき、勝負の直線へ。名手の仕掛けに鋭く反応し、残り300メートル付近で先頭に立った。
「普通の馬なら早い仕掛けですが、この馬ならと思って乗りました」
終わってみれば全く危なげない、まさに横綱相撲の競馬。清水久調教師も「すごくうれしかったです。今までのGI以上にホッとしました」と胸をなで下ろした。
昨年の年度代表馬の2017年の始動戦。「パドックでまたがったときから(馬体が)大きくなったように感じましたし、改めてかっこいい馬だなと思った」と武豊騎手。1日3本の登坂などハードな調教を積みながら馬体重はデビュー以来最高の540キロ(4キロ増)。明け5歳を迎え、確かな成長を遂げた。
次なる目標は当然、天皇賞・春の連覇。そして、同レースに出走を予定しており、昨年の有馬記念でクビ差で敗れたサトノダイヤモンドへのリベンジだ。名手も「対戦は盛り上がるでしょうし、いいレースをしたい。この馬と出るレースはすべて勝ちたいですね」と“全勝宣言”も飛び出した。
レース後には北島三郎オーナーが来年の現役続行を示唆。長くなった現役生活を考えれば、“宿敵”に2回続けて負けるわけにはいかない。まずは完勝で今年の初戦を制し、年度代表馬の貫禄を示したキタサンブラックが、武豊とともに今年も主役の座を張り続ける。 (山口大輝)
★2日阪神11R「大阪杯」の着順&払戻金はこちら
キタサンブラック 父ブラックタイド、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオー。鹿毛の牡5歳。栗東・清水久詞厩舎所属。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬。馬主は(有)大野商事。戦績は15戦9勝。獲得賞金は11億9048万5000円。重賞は2015年GIIフジテレビ賞スプリングS、GIIセントライト記念、GI菊花賞、16年GI天皇賞・春、GII京都大賞典、GIジャパンCに次いで7勝目。大阪杯は、清水久詞調教師が初勝利、武豊騎手は1988年フレッシュボイス、90年スーパークリーク、93年メジロマックイーン、97年マーベラスサンデー、98エアグルーヴ、14年キズナに次いで7勝目。馬名は「冠名+父名の一部」。
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