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1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI連載企画『東西現場記者走る』。大阪杯は東京サンスポの藤沢三毅記者(31)が担当する。連載2日目は、本格化の気配が漂うヤマカツエースに注目した。芝2000メートルでメンバー最多の重賞4勝を誇り、暮れの有馬記念ではGI馬3頭に次ぐ4着と好走。得意距離でのGI初制覇に向け、陣営のムードも高まっている。
連載初日に続き、GI初制覇を狙う馬をターゲットにした。前走の金鯱賞で重賞5勝目を挙げたヤマカツエースだ。GIは未勝利ながら、年度代表馬、ダービー馬、海外GI馬などがいる強力メンバーの中にあって、芝2000メートルで重賞4勝は最多。距離実績では他馬をリードしている。
今回の連載のテーマである本気度に関しても申し分ない。大阪杯への参戦は「GIに昇格した時点で決めた」と池添兼調教師がきっぱり。昨年13着だった宝塚記念への出走プランは現時点ではない。前日のステファノスもそうだったが、新設GIを春の最大目標としている陣営は多いようだ。
しかし、ヤマカツエースの魅力は何より充実度にある。近3走は馬体重を増やし続けながらGII2勝&有馬記念4着。前走時の516キロは、デビュー時より40キロも増えていた。同じキングカメハメハ産駒で、先週の高松宮記念で2着だったレッツゴードンキ(デビュー時より56キロ増)と重なる非凡な成長力だ。「いい筋肉がついてきているし、トモ(後肢)もしっかりした。使う度に成長している」と池添兼師は目を細める。
一昨年の福島記念、昨年の中山金杯と重賞を連勝した段階でも「まだまだ物足りなかった」と振り返る。「500キロを超えるくらいになったら、もっと走ってくると思っていた」。その期待通りに成長を遂げ、馬の完成と適距離のGI新設がぴたりと重なった。
担当の土屋助手も「もともと能力はあったけど、それにようやく体がついてきた。もう5歳だし、だいたい固まってきたのかな」と説明する。
同助手は、自身のけがのため昨秋の3戦は担当から外れていたが、有馬記念4着後の放牧から帰厩したのと同時に復帰。「今までの休み明けの中で一番いい状態だった。1回使ってピリッとしたし、上積みはある」と体調の良さに胸を張り、以前に担当していた頃と比べて「数段いいよ。調子も体も」と言い切る。
「どうせみんな、キタサンブラックだ、マカヒキだ、って書くんでしょ? 明日(29日)の追い切りを見て、△打つか無印にするか決めてよ」。そう冗談交じりに話す同助手の表情は、言葉と裏腹に自信に満ちていた。重い印を用意しておく必要がありそうだ。
★カトちゃんも指摘
キングカメハメハ産駒の活躍が目立っている。昨年のリーディングサイアー争いは73億円強を稼いだディープインパクトに対して、42億円強での2位。しかし、今年は同じ2位でも12億9549万6000円のディープに対して、11億4410万3000円と肉薄している。2月21日付の「公開!プロの虎の巻」で加藤隆宏記者が指摘した通り“成長力のあるキンカメ産駒”が躍進の要因。大阪杯はヤマカツ以外にもサクラ、スズカ、ミッキーといった晩成型が出走予定で、カトちゃんの結論にも注目だ。
★大阪杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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