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3月25日の中山11Rで行われた第65回日経賞(4歳以上オープン、GII、芝・内2500メートル、別定、16頭立て、1着賞金=6700万円)は、田辺裕信騎手騎乗の4番人気シャケトラ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が制し、天皇賞・春(4月30日、京都、GI、芝3200メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分32秒8(良)
レースはヤマカツライデン、ミライヘノツバサ、アドマイヤデウス、ゴールドアクターが先行集団を形成。ジュンヴァルカンは出遅れた。直線でミライヘノツバサが先頭へ。連覇がかかっていたゴールドアクターが4コーナー2番手から伸びを欠く中、後方からシャケトラが一気に末脚を伸ばして、内で粘るミライヘノツバサ(7番人気)を捕らえ、3/4馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。さらにアタマ差の3着にアドマイヤデウス(6番人気)。4着はレインボーライン(2番人気)で、単勝1.7倍と圧倒的な人気を背負っていたゴールドアクターは5着に終わった。
シャケトラは、父マンハッタンカフェ、母サマーハ、母の父シングスピールという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は6戦4勝。日経賞は、角居勝彦調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。
◆田辺裕信騎手「厩舎の方の期待が大きく、強い馬だと思って自信を持って乗りました。ゲートがひと息で思ったよりポジションがさがりましたが、それはそれでよかったのかもしれません。(天皇賞・春は)どんな競馬でもできるし、伸びしろもあるので、頑張ります」
★25日中山11R「日経賞」の着順&払戻金はこちら
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