中央競馬ニュース

【高松宮記念】レッツゴードンキに桜当時の勢い

 0   1   5,490
シェアする  x facebook LINEで送る

 長い潜伏期間はもはや過去の話。再び軌道に乗ったレッツゴードンキの勢いはまだまだ止まらない。

 デビューから桜花賞まで(1)(3)(2)(2)(3)(1)着。その後、約1年も絶不調期間が続いたのち、昨夏の函館スプリントSから前走・京都牝馬Sまでが(3)(3)(9)(2)(2)(1)着。唯一馬券圏外だった9着にしても、0秒2差のスプリンターズSで、完全に桜クラシック時代の勢いを取り戻した形だ。

 もっとも、2400メートル(オークス)と2000メートル(秋華賞)を挟むことで、自分を見失ってしまう期間があるのが一流牝馬の宿命でもある。ようやく桜冠の呪縛から解き放たれたということだろう。

 もともと母マルトクはダート1400メートル以下で5勝したバリバリのスプリンター。「奥手の血統だとは思っていたが、ここにきて心身のバランスが取れて、いよいよ見た目からしてスプリンターっぽくなってきた」と梅田調教師は言う。

 昨年のスプリンターズSではメンバー唯一の上がり3F32秒台をマークし、近2走のターコイズS京都牝馬Sでも1位&2位。と思えば、ダートのJBCレディスクラシックでは1~2番手から2着と、“妄想騎士”ドン・キホーテから取った馬名のとおり、展開によって七変化できるのも大きな魅力だ。

 ここ2戦が極端な追い込みだったにもかかわらず、パートナーの岩田騎手に「前にはこだわらず出たなりで」と一見“?”なことを言わせてしまうのも、異次元ドンキたるゆえんでもある。

 落差のある成績に一戦ごとに変わる脚質-思えば廣崎利洋オーナーのネーミングセンスは秀逸すぎる。どんな戦法になろうと、“安定期間”に突入した今なら、とんでもないパフォーマンスを目の当たりにすることになりそうだ。

 “究極の3連単”はドンキ1着、完全本格化は秋-のシナリオとみて南半球産メラグラーナ2・3着止まりの計12点で。(夕刊フジ)

高松宮記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る