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1週間の密着取材で有馬記念の勝ち馬を探り出すGI連載企画。大阪サンスポの川端亮平記者(31)は枠順公開ドラフトが行われた密着5日目の25日、昨年の2着馬で〔5〕枠(9)番に入ったウインバリアシオンに注目した。中間は攻め馬を強化する勝負仕上げを行ったが、懸念された脚元へのダメージもない。叩き一変ムードがプンプンする。
初めてはいつも緊張する。公開で行われた枠順ドラフト。ターゲットのウインバリアシオンは、ある意味、一番目立っていた。藤岡康騎手が赤黒タテジマの勝負服姿で会場に現れたからだ。10番目に選択権が与えられ、〔5〕枠(9)番を指名した。
「いいところだと思います。枠にこだわる馬ではないので内過ぎず、外過ぎない。(勝負服は)自分で考えた。これで出ていいかを(松永昌)先生に聞いたら『あほやなぁ』といわれたけど、一番、笑ってくれました」
屈指のエンターテイナーは、満足げに振り返った。だが、取り上げた理由はそれだけではない。
昨年の有馬記念を含めてGIで2着4回の実力馬だが、今春に2度目の屈腱炎を発症。復帰戦だった前走の金鯱賞は15着に敗れた。巻き返しを期する今回は勝負をかけ、24日の追い切りで復帰後初めてCWコースで目いっぱいに負荷をかけた。
鞍上の左ムチ4発に応え、力強く伸びて3頭併せで最先着。復調気配が伝わったが脚元に不安を抱えるだけに、一夜明けて反動を確認してから取捨を判断したかった。
そして、25日の朝。馬場開場からしばらくして坂路を駆け上がる姿を見て「これなら」と思って厩舎へ向かい、調整役の中山助手を待ち構えた。
「コズミがなくて、いつもと変わりない。それが一番いいと思うよ」
まずはホッ。ベテランの仕上げ人は前走時を「脚元を気にしながらの無難な調整で、最終追いも負担の少ない坂路だった」と振り返り、「大型馬はCWコースで長めに追った方が、いい形でレースに向かえる」と今回との違いを強調。「準備段階としては完成の域に近い。力を出し切れば、負ける馬じゃない」と力強く締めくくった。
取材の感触次第では印を抜くつもりだったが、競走馬人生をかけた勝負仕上げは吉と出た。激変気配のウインバリアシオンは実に不気味だ。
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