最新競馬ニュース

【阪神大賞典】トーセンバジル、萌える時!


©サンケイスポーツ


 1,630  0  0

【阪神大賞典】トーセンバジル、萌える時!

 日曜の阪神メインは天皇賞・春の前哨戦として定着しているGII阪神大賞典(19日、芝3000メートル)。“1強ムード”が漂うレースだが、デビュー当初から素質を評価されていたトーセンバジルも5歳を迎えて本格化気配だ。圧倒的な実績を誇るサトノダイヤモンドに対して、秘めたポテンシャルの高さで立ち向かう。

 大器が本物になりつつある。トーセンバジルが5歳を迎えて素質開花のムードだ。遅咲きで本領発揮はこれから。グランプリホース登場の場で、真の力を証明する。

 「年を越して丈夫になってきたよ。体質が弱くて奥手だけど、もともといい馬だったんだよね。引っ掛からないから3000メートルの距離はいいと思う。今年は勝負の年になるんじゃないかな」

 担当の久保助手が胸を張った。3歳時は弥生賞5着、京都新聞杯4着、神戸新聞杯3着と、牡馬クラシックの前哨戦で上位入線。未完成ながら、早い時期から素材の良さをのぞかせていた。昨年7月の渥美特別を皮切りに一気にオープンまで到達。「ポンポンと3連勝するくらいだからね。いろいろな乗り手が絶賛するくらいだし、素質は間違いないよ」と久保助手は太鼓判を押す。ひ弱ささえなければ、すでに重賞を取っていたと思わせる潜在能力の持ち主だ。

 5歳を迎えて本格化の兆し。内臓が強くなって下痢の回数が減り、カイバが実になり始めた。「いい馬体で出走できると思う」と久保助手。これまでで一番のパフォーマンスが期待できる。

 14日は角馬場で乗り運動を行った後、坂路でキャンター。力強い脚さばきで最終追いに備えた。「休ませてリフレッシュしているし、しっかりと体もできている」と調整役の藤原助手も仕上がりに自信の口ぶりだ。

 前走のジャパンC(11着)はレース前の極端なイレ込みによる体力の消耗が敗因。力を出し切ってはいない。サトノダイヤモンドは確かに強いが「今の感じで競馬を迎えられれば、いい勝負をしてくれると思う」と久保助手も戦前から白旗を揚げることはない。眠りから覚めつつある非凡な才で、強敵相手に真っ向勝負を挑む。

阪神大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

3月31日()
大阪杯 G1
3月30日()
ダービーCT G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

3月24日()
高松宮記念 G1
マーチS G3
3月23日()
日経賞 G2
毎日杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
» もっと見る