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【中山牝馬S】トーセンビクトリーが待望の重賞初制覇!
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3月12日の中山11Rで行われた第35回中山牝馬ステークス(4歳以上オープン、牝馬、GIII、芝・内1800メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、武豊騎手騎乗の5番人気トーセンビクトリー(5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が重賞初制覇を果たした。タイムは1分49秒4(良)。クビ差の2着はマジックタイム(1番人気)で、さらに3/4馬身離れた3着にクインズミラーグロ(7番人気)が入った。
ハナを切ったのはプリメラアスール。内の2番手につけたトーセンビクトリーは折り合いもつき、3コーナーから向こう正面ではジッと我慢。勝負どころでペースが上がっても慌てることなく直線へ。仕掛けられてからは一気に抜け出し、外から強襲したマジックタイムがクビ差まで迫ったところがゴールだった。2番人気のパールコードは4着、3番人気ビッシュは10着に終わった。
トーセンビクトリーは、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は島川隆哉氏。通算成績は16戦6勝。重賞は初制覇。中山牝馬Sは、角居勝彦調教師は初勝利。武豊騎手は1997年ショウリノメガミに次いで2勝目。
◆武豊騎手「行く馬がいなければハナも考えていたけど、スタートがよくて思ったより折り合いがつきました。いい手応えで直線に向いたし、スムーズに外にも出せましたからね。あのポジションで我慢できたのは成長。血統のいい馬で早くから期待していたので勝てて良かった」
★12日中山11R「中山牝馬S」の着順&払戻金はこちら
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