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3月12日の阪神11Rで行われた第51回フィリーズレビュー(3歳オープン、牝馬、GII、芝・内1400メートル、馬齢、18頭立て、1着賞金=5200万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の2番人気カラクレナイ(栗東・松下武士厩舎)が差し切って重賞初制覇を果たした。同騎手は日曜メインで6連勝。タイムは1分21秒0(良)で、2005年ラインクラフトの1分21秒2(良)を0秒2更新するレースレコード。2着レーヌミノル(1番人気)、3着ゴールドケープ(6番人気)までの3頭が桜花賞(4月9日、阪神、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。
カラクレナイは16番枠から後方2番手を追走。一方、小倉2歳Sの覇者レーヌミノルは好スタートを切った後、中団の外に控えたが、徐々に外から進出。直線で早めに先頭に立った後、内にササるようにして最内へ切れ込み、粘り込みを図った。しかし、カラクレナイが外から一気に脚を伸ばし、ゴール前で1/2馬身差で差し切った。最後方から伸びてきたゴールドケープが、さらに1馬身1/4差の3着。4着は3番人気ジューヌエコールだった。
カラクレナイは、父ローエングリン、母バーニングレッド、母の父アグネスタキオンという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は吉田照哉氏。通算成績は4戦3勝。フィリューズレビューは、松下武士調教師は初勝利。ミルコ・デムーロ騎手は15年クイーンズリングに次いで2勝目。
◆ミルコ・デムーロ騎手「レーヌミノルも強いけど、僕の馬も1400メートルはバッチリ。自信を持っていました。速いペースになるから中団でと思っていたら、(位置取りが)後ろ過ぎたんですけど、外枠でもあったので安全策を取りました。桜花賞が本当に楽しみ。(自身は日曜メイン6連勝で)とてもうれしいです」
★12日阪神11R「フィリーズレビュー」の着順&払戻金はこちら
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